◆環境マーケティングレポート 2010年5月号

レアメタル資源確保に繋がる小型家電製品リサイクルの現状と課題

−はじめに−
  • 需要拡大、資源偏在等から今後、調達難が見込まれる希少金属資源の確保の観点から、これまで一部製品を除き、廃棄処分されていた小型家電のリサイクルが注目されている。
  • また、使用済みの電気・電子製品/部品が資源回収の名目で、無秩序に新興国、途上国に輸出され、現地で環境汚染を引き起こす要因になっている点が国際問題として顕在化してきている。
  • 経産省、環境省が2009年度の実験結果から試算した携帯電話、デジタルカメラ等の小型家電からの希少金属の回収規模は530tで、日本の希少金属輸入量の約0.4%に相当する。
  • しかし、小型家電1台当たりに含まれる希少金属の量は微量であり、現状の技術レベルでは、高コストになるため、安価に希少金属を回収可能な技術開発が不可欠となる。
  • 商社やリサイクル事業者等の当該分野への新規参入の動きも活発化してきており、政府による法制化、仕組み作りの動向によって、新規需要及び雇用の創出に繋がることが期待される。
−目次−
1. 使用済み電気製品の回収及び再資源化の動向(1)
2. 小型家電に利用されている希少金属の種類(3)
3. 日本国内の希少金属の蓄積量(5)
4. 小型家電リサイクルのしくみ(7)
1) 回収・リサイクルパターン(7)
2) 非鉄製錬所におけるリサイクル資源利用例(8)
5. 小型家電リサイクルの課題(9)
6. 業界動向(11)
1) 関連企業/研究機関の動向(11)
2) 官公庁/自治体の動向(13)
7. 小型家電リサイクルの先行事例(15)
1) パソコン関連製品(16)
2) 携帯電話/PHS(19)

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