◆ケミカルレポート 2012年11月号

車載電装用部材・マテリアルの将来展望

−はじめに−
  • 車載電装部材は、自動車に要求される走行性能、環境性能、快適・安全性能の強化に欠かせないものとなっており、その進化は留まることなく追及されている。その影響は部材のみならず使用マテリアルにも大きな影響を与えている。
  • エンジンECUは、EV・FCV以外の全ての自動車に必須のデバイスである。特にその外装であるハウジングは、従来は金属系のマテリアルで構成されていたものの、ECU搭載位置や搭載環境、市場環境の変化によって様々な形態や樹脂材料の採用に至っている。
  • ボディ統合ECUは、多くの自動車に搭載され、車両プラットフォームによって広く共通化が図られているパーツであり、軽量化や低コスト化の恩恵を受け易い。車室内・インパネ付近に搭載される同ECUは従来から樹脂ハウジングが一般的に採用され、更なる開発が進められている。
  • コネクタは車両一台当り数百〜千個以上搭載されるパーツである。車載電装機器の増加によってコネクタ需要は右肩上がりとなっており、小型、軽量化、低コスト化の要求が強い部品となっている。また、自動車の組立効率向上を狙ったエルゴノミクスへの配慮も必要とされ、多用なタイプの開発が行われてきた。
  • 本格的な市場立ち上がりをみせているHV・EV市場において、その心臓部ともいえる駆動用モータ・ジェネレータの仕様は多岐に亘っている。そこに用いられる絶縁材にも利用方法、利用条件、採用マテリアルに違いがあり、その市場規模や動向に注目が集まっている。
  • 当該レポートでは、エンジンECU、ボディ統合ECU、コネクタ、駆動用モータ・ジェネレータ用絶縁材の市場規模及び使用マテリアルの動向についてまとめた。
−調査ポイント−
1. 車載電装化による自動車の変化
2. 主要部材市場の動向
3. 採用材料の動向
−目次−
I. 分析編(1)
1. 車載電装化による自動車の変化(1)
2. 主要パーツの種類(2)
3. 主要参入企業一覧(4)
4. 市場規模推移及び予測(5)
II. 主要部材編(7)
1. エンジンECU(7)
2. ボディ統合ECU(11)
3. コネクタ(14)
4. 駆動用モータ・ジェネレータ用絶縁材(17)
上記4部材別に下記項目を記載
1) 製品概要
2) 主要参入企業一覧
3) 業界構造
4) 市場規模推移(2011〜2016年予測)
5) 価格動向
6) 採用材料の動向
(1) 材料の種類の解説
(2) 採用理由・使用条件
(3) ニーズなど
7) 研究開発動向
8) 今後の方向性
III. 参考データ(22)
1. 自動車生産台数推移及び予測(22)
2. 次世代自動車生産台数推移及び予測(22)

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