◆ケミカルレポート 2012年6月号

PETフィルムの全貌と注目のタッチパネル用透明導電性フィルム市場動向

−はじめに−
  • PETフィルムは包装用、工業用、光学用向けで利用が広がっている汎用エンプラフィルムである。機械的強度特性、寸法安定性、透明性、耐熱性、耐薬品性、光学特性、電気絶縁性等といった、フィルムとして要求される特性を数多く有したバランスの取れた需要の多いフィルムである。近年では太陽電池用向けにも利用が広がっており、今後も世界的に市場が拡大していくと見込まれている。
  • 近年では世界でのスマートフォンの普及に伴うタッチパネル需要が高まっており、タッチパネル向け光学用PETフィルムの需要が拡大している。この拡大傾向は今後も続くものとみられており、PETフィルム市場の更なる拡大が見込まれている。
  • タッチパネルに欠かせない透明導電性フィルムもまた、PETフィルムをベース基材に使用することが市場での主流とされている。しかし、近年はPETフィルムの代替としてガラスセンサーの研究・開発が進んでおり、現在はハイエンド向けスマートフォンでのガラスセンサーの採用が進んでいる。このガラスセンサーがフィルムセンサーに代替されていくことを、同市場では危惧している。
  • 本レポートではPETフィルム市場のトレンドとメーカーシェア、用途別の販売ウェイト、価格、市場の方向性等についてまとめた。また、同市場に参入している企業の現在の動向を取り上げ、今後の市場動向、展望についてもまとめた。
  • 更に、ガラスセンサーに代替される危惧がある透明導電性フィルム市場についても同様に、市場規模推移、メーカーシェア、用途別の販売ウェイト、価格、市場の方向性についてまとめた。また同市場に参入する企業の動向も取り上げ、同市場の今後の動向や有望性について考察した。
−調査項目−
1. PETフィルム市場規模推移、用途別販売量
2. 透明導電性フィルム市場規模推移、使用材料の採用傾向
3. 各市場参入企業の動向
−目次−
I. PETフィルム市場編(1)
1. PETフィルム市場概要(1)
1) PET樹脂概要(1)
2) PETフィルム概要とその位置付け(1)
3) PETフィルム用途分類(1)
2. 主要参入メーカー(2)
3. 市場規模推移及び予測(2009年〜2016年予測)(3)
4. メーカーシェア(2012年見込)(4)
5. 用途動向(5)
6. 価格動向(6)
7. 今後の方向性(6)
II. 透明導電性フィルム市場編(7)
1. 透明導電性フィルム市場概要(7)
1) 透明導電性フィルム市場概要(7)
2) 透明導電性フィルムとPETフィルムの位置付け(7)
2. 主要参入加工メーカー(8)
1) 主要参入加工メーカー(8)
2) ITO代替素材(銅・銀)採用企業(8)
3. 市場規模推移及び予測(2009年〜2016年予測)(9)
4. メーカーシェア(2012年見込)(10)
5. 用途動向(10)
6. 価格動向(11)
7. 採用素材動向(11)
8. 今後の方向性(12)
III. メーカーケーススタディ編(13)
1. 東レ (株)(13)
2. 帝人デュポンフィルム (株)(17)
3. 三菱樹脂 (株)(21)
4. ユニチカ (株)(25)
5. SKC(29)
6. TDK (株)(33)
7. 日東電工 (株)(36)
8. 尾池工業 (株)(38)

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