◆ケミカルレポート 2010年9月号

光学樹脂市場の現状と有望用途動向

−はじめに−
  • 光学(一部、透明)特性を持つ樹脂の市場規模は106万1,102t、4,093億円となっており、それぞれ樹脂全体市場の4.8%、7.2%を占めている。
  • 用途としては、光ディスク、LED封止材、光学レンズ、光学フィルム(輝度向上フィルム等)、光学シート(拡散板、導光板等)等で採用されている。
  • PC樹脂は、光ディスク用途向けの販売を中心に光学樹脂市場の過半数を占めている。その他、PMMA樹脂は導光板、ABS樹脂(透明用途)は液晶用ハウジング、PS樹脂は拡散板として採用され、数量ベースとして10%以上のウェイトを占めている。
  • 導光板は今後ノートPCや携帯電話生産量増加により、採用樹脂市場の拡大が見込まれる。また、LEDバックライトにおいてエッジライト方式の採用が進めば、樹脂使用量はさらに増加する。また、LCD市場の拡大が見込まれるため、液晶用ハウジングや拡散板向けの光学樹脂市場が有望市場となっている。
  • このように光学樹脂のメイン用途は、ある程度決まっており、技術的にはレンズや封止材等で樹脂間の競合が見られる。また、その他の用途展開もニッチなものも多数含まれており、付加価値の高さから、注目度は高いと見られる。
  • 本レポートでは、光学樹脂及び透明樹脂の市場と用途展開を取り纏めた。
−調査項目−
1. 参入企業一覧
2. 光学及び透明需要の抽出(2009年)
3. 光学及び透明用途動向(2009年)
4. 価格動向
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. 光学樹脂市場総括(1)
2. 光学樹脂の主要用途動向(2)
3. 品目別市場規模(2009年)(3)
4. 価格動向(2009年)(4)
5. 光学用途一覧(5)
6. 品目別製品概要(6)
7. 参入企業一覧(9)
II. 品目別ケーススタディ(11)
1. ポリカーボネート(PC)(11)
2. ポリメチルメタクリレート(PMMA)(12)
3. MS樹脂(13)
4. ポリスチレン(PS)(14)
5. ABS樹脂(15)
6. 環状ポリオレフィン(COP/COC)(16)
7. フルオレン系ポリエステル(17)
8. ポリエチレンナフタレート(PEN)(18)
9. 脂環式エポキシ樹脂(19)
10. 透明ポリイミド(PI)(20)
11. 透明ポリアミド(PA)(21)
12. 透明フッ素樹脂(22)
13. エポキシ樹脂(23)
14. シリコーン樹脂(24)
対象14品目別に下記項目を纏めた。
1) 参入企業一覧
2) 光学及び透明需要の抽出(2009年)
3) 光学及び透明用途動向(2009年)
4) 価格動向(2009年)

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