◆月刊BT 2014年9月号

No. 82 IVIシステムの現状と将来展望

−序−
  • iPadやスマートフォンといったスマートデバイスが登場して以来、かつて車外の情報ネットワークと断絶されていた車内空間においても外部情報へのアクセスが一般化し、スマートデバイスを用いたナビゲーション機能等の活用が広がりをみせている。
  • また、近年スマートデバイスやクラウドシステムの登場に加え、コンテンツ産業やビッグデータ産業の隆盛により、外部情報にアクセスし情報を取得・管理する方法は多様化している。
  • しかし、そうした外部情報へのアクセスはあくまで自動車と独立したシステムをもつスマートデバイスによるものであり、自動車それ自体がネットワークと一体化しデータや情報を授受するようなシステムは存在しなかった。
  • そこで、自動車自体を外部ネットワークとシームレスに接続し、様々な車載機器と統合・連携することで、自動車と外部情報との相乗効果をあげるようなシステムの研究と開発が行われた。
  • その結果、Information(情報)とEntertainment(娯楽)を車内で提供する「In-Vehicle Infotainmentシステム(IVIシステム、次世代型車載情報通信システム)」が誕生し、近年徐々に市場への浸透をみせるようになった。
  • IVIシステムは一般的にナビゲーション機能やマルチメディア機能、車載機器連携機能といった従来のカーナビゲーションシステムが具備する機能に加え、ネットワークとの外部通信機能を擁することで車内の快適性と安全性の向上に大きく資する点が特長である。
  • 本レポートは、IVIシステムがもつ特徴について確認するとともに、IVIシステム市場において注目される機能と2018年にかけての国内市場および海外市場それぞれの将来展望、主要関係企業ごとの動向や見解についてまとめたものである。
−目次−
序(1)
第1章 調査総括編(3)
1.1 IVIシステム市場の定義(3)
1.2 IVIシステムの市場規模推移(4)
1.3 IVIシステムのイメージ(6)
1.4 IVIシステムの市場占有率(8)
1.5 IVIシステムと従来型ナビの比較(9)
1.6 価格動向(10)
1.7 IVIシステム業界における各主要企業の相関関係(11)
1.8 国内外におけるIVIシステムの普及・研究開発状況(13)
1.9 今後の方向性(16)
第2章 市場動向編(18)
2.1 IVIシステムの国内市場規模推移(2013年〜2018年)(18)
2.2 モバイル連携用スマートフォンOS開発動向(19)
2.3 主要メーカーIVIシステム製品一覧(23)
第3章 企業動向編(28)
3.1 Harman International Industries, Incorporated(28)
3.2 株式会社デンソー(30)
3.3 アルパイン株式会社(32)

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