◆月刊BT 2014年7月号

No. 80 メンテナンス支援システム市場の動向

−序−
  • コンシューマー分野におけるスマートデバイスの普及がビジネス分野にも浸透し始めている。しかし、メンテナンスを事業とするサービス業において、報告書や指示書、マニュアルは紙ベースで行われ、現場ではPDAやハンディターミナルが用いられてきた。
  • ところが、2011年の東日本大震災、2012年の製造業における技術者不足の問題、また、2012年の笹子トンネル天井板落下事故により、工場の設計管理から技術伝承、作業品質保持をはじめ、メンテナンスの重要性が注目された。そこで、今後の成長分野であるメンテナンスに用いられるスマートデバイスのアプリケーション市場動向を本調査で取り上げた。当該レポートで用いるメンテナンスには、メンテナンスの他に、点検も含んだ。
  • メンテナンス市場における機能特性は、作業履歴効率を向上させる報告書支援と、作業効率を上げる作業支援が挙げられる。2014年現在、前者が主流であり、リアルタイムでの作業支援は今後本格化する見込みである。ユーザーのパッケージとクラウドの選択は、ユーザーの規模とユーザーのニーズによって異なる。今後はユーザーのニーズを満たしたカスタマイズ商品と標準機能が充実しているクラウドサービスへの需要が高まると予測される。
  • メンテナンスの需要分野は、製造業、不動産業であるが、今後は、医療機器の点検や報告書作成、また電子化が進んでいない社会インフラでのメンテナンスで需要が高まる見込みである。
  • 本レポートは、スマートデバイスを用いたメンテナンス支援システム市場の動向を確認するとともに、注目される提供形態と機能、需要分野、参入企業の状況をまとめたものである。
−目次−
序(1)
第1章 メンテナンス作業におけるスマートデバイス活用の進展(3)
1.1 市場の方向性(3)
1.2 メンテナンス作業におけるツールの変化(4)
第2章 市場編(6)
2.1 対象サービスの定義・カテゴリー(6)
2.2 市場規模(アプリケーション販売)(6)
2.3 提供形態(パッケージ/クラウド)の傾向(7)
2.4 開発実装方式(端末)の傾向(7)
2.5 需要分野(8)
2.6 シェア(10)
2.7 主要製品/サービス一覧(11)
第3章 企業事例編(12)
3.1 東京システムズ(12)
3.2 テクノツリー(14)
3.3 日立ソリューションズ(16)
3.4 リサーチアンドソリューション(18)
3.5 G-Smart(20)
3.6 シムトップス(22)
3.7 NEC(25)
3.8 富士通(28)

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