◆月刊BT 2014年3月号

No. 76 車載電源の48V化対応最新動向

−序−
  • 自動車の燃費規制・環境規制が世界的に強化されていく中、環境問題に先進的な欧州では2020年に導入される燃費目標が平均CO2排出量で95g/kmに削減される。
  • これを受けて欧州自動車メーカー各社は、自動車の電動化は避けて通れないとし、これまで一部のモデルのみに適用していたハイブリッドシステムの大幅な搭載車種拡大を検討するようになった。
  • 一方、自動車に搭載される電装部品は、燃費向上のみならずシャシー制御、安全性向上、快適性向上を目指して増加の一途をたどっており、特にプレミアムクラスにおいては従来の12V鉛バッテリーでは電源不足が指摘されるようになってきた。
  • そこで欧州自動車メーカー5社が中心になり、2011年から具体化してきたのが48V電源システムの追加である。Tier1メーカーや関連部品メーカーを巻き込みながら開発が続けられてきた当該システムは、2016年後半の実車投入が予定される段階に至っている。
  • 本レポートでは、50年程度続いてきたICV(エンジン自動車)の12V電源が一部48Vへ高圧化される流れを受け、その変革の内容や機能、技術動向、市場動向についてまとめた。また、1990年代に議論された42V電源への移行は結果的に失敗に終わったが、今回の48V電源導入の動向との相違点についても指摘している。
−目次−
序(1)
第1部 自動車電源48V化の背景(3)
第1章 自動車電源の推移(3)
1.1 自動車電源の12V化(3)
1.2 42V電源ハイブリッドシステムの登場(3)
第2章 自動車の消費電力の動向(5)
2.1 自動車電装部品の増加と電動化に対する要請(5)
第2部 48V電源システムの概要(6)
第1章 48V電源のニーズ(6)
1.1 48V電源規格の策定(6)
1.2 48V 電源採用のメリット(6)
1.3 48V 電源採用の理由(6)
第2章 48V化の課題(8)
2.1 技術的課題(8)
第3章 48V電源搭載システムの構成(9)
3.1 48V電源システムの構成部品(9)
3.2 48V電源システムの構成部品の車両配置および機能(9)
3.3 電線(10)
3.4 システム動作(10)
第4章 関連部品技術動向(11)
4.1 電線(11)
4.2 コネクター(11)
4.3 スイッチ/リレー(11)
4.4 MOSFET(11)
4.5 モータードライバーIC(12)
4.6 48Vバッテリー(12)
4.7 モーター/ジェネレーター(13)
第5章 48V電源システムの将来像(15)
5.1 48V電源システムの適用範囲(15)
5.2 将来的に有望な適用範囲(15)
5.3 48V電源の適用範囲外の電装品/システム(16)
第3部 市場動向(17)
第1章 48V電源搭載車両の市場動向(17)
1.1 48V電源搭載車両の定義(17)
1.2 48V電源搭載車両市場規模推移・予測(2016年〜2022年)(17)
1.3 今後の方向性(19)
第4部 参入企業動向(20)
第1章 自動車メーカー(20)
1.1 主要自動車メーカーの動向(20)
第2章 電装品Tier1/部品メーカー(21)
2.1 主要Tier1メーカーの動向(21)
2.2 主要電装部品メーカーの動向(23)

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