◆月刊BT 2013年3月号

No. 64 注目されるO2O(Online to Offline)ビジネスの動向

−序−
  • 消費者を自社店舗に誘導するという取組みは、流通/サービス業においては自社売上拡大に必須の取組みとなる。消費者を呼び込むための広告/販促活動は従来、TVCMや新聞広告などのマスメディアの活用が主流であり、マスに対してPR活動をすることで売上拡大につなげてきた。
  • しかし、消費者の趣味嗜好は様々なものに広がり、情報入手手段についても従来のTVや新聞などのマスメディア以外から得るケースも増えてきた。そのような中で、ここ数年、企業側が消費者に対してアプローチを行う方法が、マスから個人を対象としたものに変化してきている。特に、インターネットの活用を進めてきている。
  • インターネットの世界は携帯電話/スマートフォンの登場により、多くの消費者がアクセス可能となり、また屋内だけではなく屋外においてもアクセスが可能となったことで、場所を問わずに様々なオンライン上のコンテンツに触れる機会が増えてきた。
  • 現在、オンライン上での様々なコンテンツや技術を用いてリアル店舗への誘導を行うことで売上拡大を進めるための施策が採られるようになってきている。これらは「O2O(Online to Offline)」と呼ばれ、リアル店舗での事業を展開する企業におけるマーケティング活動の1手法として採用が進んできている。
  • 現状、「O2O」を実現するための支援サービスとしては、「集客」を目的としたものが多いのが特徴である。消費者が実際に店舗に足を運んでくれることは店舗運営を行っている企業からすれば重要なことであるため、「集客」を実現してくれるサービスに注目をしているのであろう。
  • また、「O2O」を実現するための手段として、様々な技術が活用されてきている。元々それぞれの技術は個別に企業のマーケティング/CRM活動において活用されてきたが、それら技術がスマートフォンに搭載されたことにより、新たな利用のされ方なども検討されてきている。
  • 当レポートでは、企業が「O2O」へ取組む背景、取組み事例、関連技術などに関する動向を捉えた。
−目次−
序(1)
第1部 O2Oビジネスの概要(3)
第1章 O2Oビジネスとは?(3)
1.1 O2Oビジネスが注目されている背景(3)
1.2 携帯電話/スマートフォンを活用して顧客接点をつくる(4)
第2部 企業のマーケティング活動の変化(6)
第2章 O2Oに期待される効果(6)
2.1 マスから個を重視したアプローチへ(6)
2.2 「集客」がキーワード(7)
2.3 “集客”するためのコンテンツ(8)
第3部 O2Oへの取組み動向(10)
第3章 主な取組み事例(10)
3.1 店舗運営事業者の取組み(10)
3.2 関連サービス事業者の取組み(12)
第4部 O2Oビジネスを支える技術動向(14)
第4章 O2Oを実現するための仕掛けづくり(14)
4.1 携帯電話/スマートフォンを用いたアプローチ(14)
4.2 NFC/ICカード技術(16)
4.3 GPS/位置情報(16)
4.4 その他(17)
第5部 ビッグデータ活用へ(18)
第5章 「集客」により得られたデータを活用する(18)

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