◆月刊BT 2012年10月号

No. 59 大量データ分析基盤製品の位置付と市場動向

−序−
  • 近年、ビッグデータという言葉が社会に浸透しつつあり、多くの企業においてビッグデータの分析に関心を寄せている。ビックデータに明確な定義はないものの、一般的に数テラバイトからペタバイト級のデータを指し、データ量の大きさだけではなく、非構造データであり、リアルタイム性が高いデータを指している。ビックデータの例としては、ソーシャル・ネットワーク・サービス上のテキスト、Webサイトの行動ログ、センサーから収集されたデータなどが挙げられる。こうしたビッグデータを高速処理する技術として、分散処理基盤のフレームワークである「Hadoop」、キーバリュー型のデータベースが注目を集めている。
  • 一方、従来のERP、販売管理システムなどで管理される構造化されたビジネスデータの活用においても、明細単位でより詳細な分析を行うニーズが拡大しており、蓄積されるデータ容量は莫大となりつつある。ペタバイト級のデータウェアハウスを構築している企業も数多く存在する。
  • 大量データの分析基盤製品を市場に投入しているITベンダは、構造化されたビネスデータの分析製品を中心に事業展開を行っており、大容量化されるデータへ対応するためデータ処理能力の一層の高速化を図っている。更に、「大容量」、「非構造」、「リアルタイム」が組み合わされたデータ処理への対応を進めるために、「Hadoop」との連携などを進めている。
  • 当レポートにおいては、大容量のデータを分析するための基盤製品について、処理分野別に製品の位置付けを明確し、市場動向を把握するとともに、参入ベンダの製品提供状況の整理を行った。
−目次−
序(1)
第1章 市場概況(3)
1.1 大量データ分析基盤製品の登場の背景(3)
1.2 大量データ分析基盤製品の位置付け(5)
1.3 主要製品一覧(6)
第2章 処理目的別の市場ライフサイクル(8)
2.1 構造化データのバッチ/検索処理市場(8)
2.2 非構造化データのバッチ/検索処理市場(9)
2.3 大規模ストリームのリアルタイム処理市場(10)
第3章 ベンダの参入動向(11)
3.1 主要ベンダの自社製品注力分野(11)
3.2 日本テラデータ株式会社(12)
3.3 日本オラクル株式会社(14)
3.4 SAPジャパン株式会社(16)
3.5 日本アイ・ビー・エム株式会社(17)
3.6 EMCジャパン株式会社(19)
3.7 日本ヒューレット・パッカード株式会社(20)
3.8 日本マイクロソフト株式会社(21)
3.9 富士通株式会社(22)
3.10 株式会社日立製作所(23)
3.11 日本電気株式会社(24)
3.12 SAS Institute Japan株式会社(25)
3.13 Cloudera(25)

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