◆月刊BT 2011年10月号

No. 49 Hadoop関連ビジネス市場の現状と将来展望

−序−
  • 企業IT市場では、「ビッグデータ」や「Hadoop」が新たなキーワードとして注目を集めている。両キーワードが広まるきっかけを提供した主体は、IBMなどの伝統的なITベンダーではなくGoogle、Yahoo、Amazonなどの新興インターネット企業群である。Hadoopに関しては、構造化されていないデータが天文学的規模で蓄積されるGoogleのビジネスモデルにおいて、既存のITソリューションでは解決できないため同社自ら開発した技術がベースとなっている。またその技術を発展させたのはYahooであり、同社の技術はOSSとして公開され広く利用されるに至っている。
  • IBMはこれまでどおり企業買収を含め積極的に投資を行い、当該分野においても主導的な地位を獲得している。OracleもIBMには遅れを取ったものの、ハードウェアビジネスとの相乗効果を視野に入れた事業強化を進めている。「NoSQL」とも呼ばれるデータストア技術が、同社の屋台骨であるデータベース事業と競合する恐れがあるものの、基本的にはオープン技術を取り入れつつ市場の流れを捉える事業戦略を推進している。
  • 一方Microsoftは、Hadoop/MapReduceに対抗する独自技術路線を歩みつつも、最近になってHadoopを正式にサポートする意向を表明するなど、今後進むべき戦略方針を探っている状況である。
  • 当レポートでは、Hadoopやビッグデータを取り巻くベンダー動向に加え、企業における当該技術の利用状況を含め市場動向を調査整理したうえで、当該市場の中・長期での予測を展開した。
−目次−
序(1)
第1章 エグゼクティブサマリー(3)
第2章 市場の概要(4)
2.1 調査対象の定義および範囲(4)
2.2 構成技術(7)
第3章 市場構造(9)
3.1 市場鳥瞰図(9)
3.2 市場ライフサイクルにおける位置付け(10)
第4章 応用分野(10)
4.1 概要(10)
4.2 導入用途(11)
第5章 関連ソリューション体系(13)
5.1 2010年以降の市場の動き(13)
5.2 ソリューション一覧(14)
5.3 主要ベンダーの動向(15)
第6章 市場における問題点および課題(21)
第7章 将来展望(22)

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