◆月刊BT 2011年4月号

No. 45 震災緊急レポート Vol. 2 震災後に見直されるデータセンタのあり方

−序−
  • この度の東日本大震災において被災された方々のご無事と1日も早い復旧復興と共に、尊い御霊へのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
  • 政府の夏に向けた電力需給対策で関東・東北地方の大量に電力を消費する事業所はピーク時の最大使用電力を15%〜25%削減させる方向で調整を行っている。ユーザー企業のシステムを一手に預かっているデータセンタもこの対象であり、関係各社は対応に追われている。現在日本データセンタ協会が中心となり、データセンタ事業者が輪番で非常用発電機を稼働させ使用電力を抑える対策も議論されている。このためデータセンタ各社は、非常用発電機の増設、点検等に追われている。
  • また、一部の企業では東電・東北電管内以外のデータセンタに拠点を移すことも検討している。東京、大阪等にミラー型でシステムを保有しているような大手企業については、東京のセンタをプライム、大阪をバックアップセンタとして利用している企業も多く存在するが、大阪をプライムとし東京をバックアップセンタへと切り替える企業も増加していくことが考えられる。
  • 一方、外部データセンタを利用していたり、バックアップサイトを構築している企業はともかく、深刻なのは自社センタでサーバを保有している企業である。中堅、中小企業の多くはこのような形態でシステムを運用しているため、計画停電対策、システムシャットダウンの運用マニュアルを早急に作成する必要がある。また、万が一システムダウンした際の業務リスク及び対策を前もって講じる必要性が高いといえる。
  • このような背景の中、今後データセンタが果たす役割は益々重要性が増しており、震災に伴うデータセンタへの利用マインドも高まっている。
  • 当レポートにおいては、震災後のデータセンタへのマインドの変化をまとめると共に、ユーザー調査によりユーザーの状況を把握し今後のデータセンタ利用、BCP、DR等あり方についての参考情報を提示した。
−目次−
序(1)
第1章 震災に伴うデータセンタのマーケットの変化(3)
1.1 震災前後のデータセンタのマーケット(3)
1.2 震災前後のデータセンタのマーケット分析(4)
1.3 データセンタ事業側の緊急課題(5)
1.4 主要データセンタ事業者の震災後の状況(6)
1.5 国内データセンタ施設一覧(7)
1.6 BCPサービス(12)
1.7 問合せが殺到している関西のデータセンタ(16)
1.8 注目されるコンテナ型データセンタ(17)
第2章 ユーザー企業の震災後のマインドの変化(17)
2.1 事例1(17)
2.2 事例2(18)
2.3 事例3(18)
2.4 事例4(19)
2.5 事例5(19)
2.6 事例6(20)
2.7 事例7(20)

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