◆月刊BT 2010年3月号

No. 32 クラウド・コンピューティングにより加速するストックビジネスの動向

−序−
  • IT業界は成長市場から安定/成熟市場へと移行しつつある。成長期においては、新規システムに伴う「アプリケーション開発」「プロダクト販売」「インフラ構築」等のフロー型のビジネスが市場を牽引してきたが、安定/成熟期においては「システム運用」「システム保守」等のストック型のビジネス比率が高くなり、ストックビジネス戦略の重要性が益々高くなっている。(フロー型のビジネスは既存システムのリプレイスが中心となり市場は縮小傾向が見込まれる)
  • ストック型のビジネスの拡大余地はどこにあるのだろうか?これまでユーザー側で実施していたシステム運用をユーザーに代わりベンダが実施することで、市場の成長が期待できる。また、昨今話題となっている、クラウド・コンピューティングの進展により、「持たざるIT」の流れが加速することも考えられる。IT資産を所有から利用にシフトすることで、IT業界における主要な収益構造もフロー型のビジネスからストック型のビジネスへとシフトする。このような観点からもクラウド・コンピューティングの動向は今後のSIビジネスに大きな影響を与えることとなる。
  • 当レポートでは、第1章でクラウド・コンピューティングのポテンシャルをまとめ、第2章では、ストックビジネスに焦点をあて、「ポテンシャル」「クラウド・コンピューティングによる影響」「ストックビジネスの今後のあり方」をまとめ、第3章では、「コンピュータベンダのクラウドコンピューティング戦略」についてまとめた。
−目次−
序(1)
第1章 クラウド・コンピューティング市場概況(3)
1.1 クラウド・コンピューティングの種類/定義(3)
1.2 クラウド・コンピューティングのポテンシャル(4)
1.3 パブリッククラウド(7)
1.4 個別対応ホスティング(8)
1.5 共同利用(9)
1.6 プライベートクラウド(10)
第2章 ストックビジネスの現状と将来展望(11)
第3章 コンピュータベンダのクラウドコンピューティング戦略(13)
3.1 日本アイ・ビー・エム(13)
3.2 日本電気(15)
3.3 日立製作所(18)
3.4 富士通(20)

ページトップ