◆月刊BT 2008年11月号

No. 18 クラウドコンピューティングの最新動向/
ウルトラモバイルPC市場の現状と将来展望

−序−
  • 国内におけるPC市場はデスクトップ、ノートPCともに伸びが鈍化している。販売台数ベースで2008年は前年比108.2%と増加が推定されるものの、金額では100.4%で横ばいと富士キメラ総研では予測している。また、2009年以降もPC市場は台数ベースでは緩やかに伸びるが、金額ベースでは減少傾向が見込まれている。
  • 企業だけでなく一般家庭においても急速にPCの導入が進んだ結果、PC市場はほぼ飽和状態であり、リプレイス需要が中心の市場になっている。また、IBMがPC事業をレノボに売却したように、パソコン事業はハードウェアメーカーにとって、コストと収益性のバランスが課題とされる事業となっている。
  • PC市場の停滞感が懸念される中、「ウルトラモバイルPC」の登場が注目を浴びている。世界有数のマザーボードメーカーであるASUSTeKが国内で最初に製品を投入した。ウルトラモバイルPCは超小型のため携帯性に優れ、またその価格帯は5〜6万円が中心という購入しやすさが消費者に受け入れられている。ASUSTeKはキャリアの特定の料金プランに加入することを前提とした、データ通信カードとのセット販売による、いわゆる「100円PC」をキャンペーンとして販売したことで、ウルトラモバイルPCの認知度は一気に高まった。
  • ウルトラモバイルPCは停滞気味のPC市場に一石を投じたが、今後PC市場全体に変化は見られるのか、低価格路線のビジネスモデルをHPやデルなどの欧米メーカーやNEC、東芝など国産メーカーはどのように位置づけて展開するのか、PC市場における新たな分野であるウルトラモバイルPC市場の現状を把握し、将来展望をまとめる。
−目次−
序(1)
第1部 クラウドコンピューティングの最新動向(3)
第1章 概況(3)
1.1 市場における評価(3)
1.2 代表的な採用事例(3)
第2章 サービスおよび参入事業者の動向(4)
2.1 提供サービスの概要(4)
2.2 最近のトピックス(4)
第3章 市場展望(5)
3.1 想定される2015年までの市場シナリオ(5)
3.2 採用における留意点(6)
3.3 事業戦略の方向性(7)
第2部 ウルトラモバイルPCの現状と将来展望(9)
第1章 ウルトラモバイルPC(9)
1.1 ウルトラモバイルPCの登場(9)
1.2 ウルトラモバイルPCの需要動向(10)
第2章 メーカー各社の取組み(12)
2.1 アスース・ジャパン(12)
2.2 日本エイサー(12)
2.3 富士通(13)
2.4 HP(13)
2.5 NEC(13)
2.6 東芝(14)
2.7 パナソニック(14)
2.8 メーカーの差異(14)
2.9 主要製品一覧(15)
第3章 UMPCビジネスの方向性(18)
3.1 UMPCビジネスの課題(18)
3.2 今後の展開(18)

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