◆月刊BT 2008年10月号

No. 17 音声認識/合成システム市場の現状と将来展望

−序−
  • 音声技術は古くから研究され始まりは1952年のゼロ交差回数を用いた数字認識の研究を行った米国ベル研究所であったとされる。日本では1959年に京都大学でベル研究所での研究成果を拡張した単音節認識装置の研究が開始された。
  • 各国の研究機関による音声認識の技術が改良され、1978年には荷物の仕分けなど手がふさがっている(ハンズビジー)状況下でのデータ入力という用途で製品化された。その後パーソナルコンピュータの中央演算処理装置(CPU)の大幅な性能向上を背景に製品化の動きが加速して、現在ではコマンド制御、口述筆記、介護/福祉、コールセンタ、放送、教育、書き起こし、話者認識によるセキュリティといった多様な分野において製品が利用されている。
  • 一方、社会の動きでは自治体における情報公開条例、民間企業における日本版SOX法、2009年からの裁判員制度などの法制度が当該市場に対して影響を与えている。コールセンタなどでは人員不足や業務効率の向上を目的とした導入が進んでいる。またインターネット環境の整備は人々の生活習慣を変化させており、音声技術製品を利用したテキストと音声の相互データ変換が盛んとなっている。今後はユビキタス社会の実現を目的とした実装、そして将来的にはロボット産業の発達などによって、新たなヒューマンマシンインターフェイスとして期待が高まっている。
  • 当レポートでは、これら「音声認識/音声合成技術」を取り巻く環境を捉えた上で、「音声認識システム」及び「音声合成システム」市場の現状を把握すると共に来るべき次世代コミュニケーションツールとしての市場展望、市場投入製品の整理や主要ベンダの動向などについて纏めた。
−目次−
序(1)
第一部 音声認識/合成システム市場(3)
第1章 市場概況(3)
第2章 音声認識システム市場の動向(4)
2.1 音声認識システムの概要(4)
2.2 音声認識技術(4)
2.3 音声認識技術の用途・利用される分野(5)
2.4 市場規模推移(6)
2.5 今後の方向性(7)
2.6 主要参入プレイヤー(8)
第3章 音声合成システム市場の動向(10)
3.1 音声合成システムの概要(10)
3.2 音声合成技術(11)
3.3 市場規模推移(12)
3.4 今後の方向性(13)
3.5 主要参入プレイヤー(14)
第二部 個別事業者動向(15)
1.1 株式会社アドバンスト・メディア(15)
1.2 北海道日本電気ソフトウェア株式会社(18)
1.3 HOYA株式会社(20)
1.4 株式会社アニモ(21)
1.5 株式会社エーアイ(22)

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