◆月刊BT 2007年8月号

No. 5 内部統制関連市場の現状と将来展望

−序−
  • いわゆる「日本版SOX法」の適用開始を間近に控え、IT全般統制に関連する市場環境が活発化しつつある。企業の財務関連においてITを伴わない仕組みを用いているケースは上場企業においては皆無に等しく、総じて企業は新たなる内部ソリューションモデルの構築に注力していく必要性が高まっているのである。
  • IT全般統制の一端を捉えるならば、情報セキュリティソリューションに寄与するところが大きいといえそうであるが、「セキュリティ≒ITインフラ」という環境を踏まえるならば、企業全体を俯瞰したIT環境の再整備というスタンスで対応していく必要があろう。
  • 企業活動の透明性、ガラス張りの企業経営が求められている昨今、こういった法制面への対応は時代の流れと見ることもできようが、日本のみならず欧米においては先んじた対応が採られている状況を踏まえるならば、国際社会におけるひとつの秩序として内部統制対応が進められるのは必然的なことであろう。
  • ITベンダにとっては内部統制における指針としてIT全般統制が加わったことにより、ビジネスチャンス到来とばかりに俄然活気づいたものの、具体的なソリューションの提供が遅々として進まないという状況が続いていた。
  • 2007年に入りようやくビジネスとしての具体像が明確化し、2007年度後半から2008年度以降の同報関連市場の黎明期においてより優位を確保すべく、ITベンダ各社の間で競争が激しくなっている。
  • 2010年度以降の本格的な市場拡大期において確立すると見られる具体的なビジネスモデルを展望する上でも、今後の2年間は最も重要な期間であるといえよう。
−目次−
序(1)
第1部 バイオメトリクス認証市場の展望(3)
第1章 市場加速し始めたバイオメトリクス認証(3)
1.1 バイオメトリクス認証とは(3)
1.2 市場規模推移(4)
第2章 指紋VS.静脈(6)
2.1 今後の方向性(6)
第2部 内部統制関連市場の現状と将来展望(7)
第3章 日本版SOX法がもたらす市場インパクト(7)
3.1 市場概況(7)
3.2 市場構成(7)
第4章 内部統制ソリューション動向(9)
4.1 内部統制ソリューションとは(9)
4.2 ビジネス規模・予測(10)
第5章 ユーザーアプローチ(13)
5.1 ユーザーの求めるベンダ像(13)
5.2 ユーザーの求めるソリューション像(13)
第6章 主要ベンダの動向(15)
6.1 NEC(15)
6.2 富士通(16)
6.3 日立製作所(17)
6.4 日本ユニシス(18)
6.5 NTTデータ(18)
第7章 まとめ(20)

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