◆月刊BT 2007年7月号

No. 4 ブレードサーバ市場の現状と将来展望

−序−
  • ハイテク市場ではIT分野を筆頭に価格下落が常態化し、「コモディティ」(日用品といった意味)という表現がすっかり定着した。顧客の製品選択行動における価格選好傾向が強まり、ハイテク製品の根源的な特色ともいえる最先端機能による高い付加価値を顧客に対して訴求することが極めて困難な状況となっている。コモディティ化が進む市場に対してメーカーが打てる対策は主に二つあり、一つはオペレーションの徹底的な合理化によってコスト削減を図ることで、下落し続ける販売価格から僅かでも利益を得られるだけの経営体力をつけること、そしてもう一つが既存の製品に対して革新的な機能や新しい利便性を与えることでイノベーションを起こし、下落した価格帯を元の水準近くまで引き戻すことである。
  • ブレードサーバはその高集積化などの特徴によって、多くのIT製品同様コモディティ化が進行するIAサーバ市場にイノベーションをもたらした。激しい価格下落傾向の中体力勝負を余儀なくされていたサーバメーカーにとって、高付加価値商品であるブレードサーバの登場は正に福音といえよう。
  • 今後ブレードサーバが広く普及する中で、当然ながら製品価格の低廉化が進むため、破格の高利益を得られる状況は早晩解消し、いずれはオペレーションの一層の合理化による収益性の向上が必要となろう。また全てのメーカーを横断する業界標準規格の策定が進んでいないなど、今後の市場拡大にとって深刻な懸念材料も見受けられる。
  • 当調査プロジェクトにおいては、主なメーカーにおける事業展開状況や需要動向などの観点からブレードサーバ市場の現状を概観すると共に、今後2010年にかけての市場を展望した。
−目次−
序(1)
ブレードサーバ市場の現状と将来展望(3)
第1章 調査総括(3)
1.1 2010年に向けての市場展望(3)
1.2 想定される主な需要層と用途(4)
第2章 製品/技術動向(6)
2.1 定義(6)
2.2 特徴・メリット(7)
2.3 技術開発の方向性(8)
2.4 価格動向(8)
第3章 市場分析(10)
3.1 市場概況(10)
3.2 主な需要(10)
3.3 市場規模推移(11)
3.4 市場占有率推移(12)
3.5 市場拡大要因/阻害要因(13)
第4章 主要メーカーの事業戦略(15)
第5章 将来展望(17)
第6章 主要製品一覧表(18)

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