◆月刊BT 2007年5月号

No. 2 ビジネスユースにおけるVoIP関連機器市場の現状と将来展望

−序−
  • TCP/IPネットワークを使って音声データを送受信する技術であるVoIP技術の登場は、ビジネスユースにおけるコミュニケーションシステムに大きな変化をもたらした。従来、主に総務部門が管理していた電話に代表される音声系ネットワークと、情報システム部門が管理していたデータ系ネットワークがVoIP技術の基に統合化されるとともに、さらに、モバイル端末の活用、様々なアプリケーション等と連携することにより、ビジネス現場のコミュニケーションの画期的な効率化を図ることができる。
  • ビジネスユースにおけるVoIP関連機器の導入は、拠点間の音声通信をVoIP化しデータ系ネットワークに統合化することにより拠点間の通信費用を削減する“コスト削減”を目的とした導入から開始された。その後、シンプルで拡張性が高く、インターネットと親和性が高いと言われる通信プロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)を採用した機器の登場により、アプリケーションとの連携性が高まった。
  • SIPの登場により、従来、音声ネットワークを構築する代表的な製品であるPBXを開発、提供していたベンダ各社は、SIPを搭載したIP-PBX製品や、これらの製品と連携できるユニファイドメッセージングツール、コラボレーションツール、業務アプリケーションなどと組み合わせたソリューションの提供を開始してきた。先進的なユーザーにおいては、こうしたソリューションの導入により、場所にとらわれない効率的なコミュニケーションの実現を図っている。
  • このようなソリューションを構成する主要製品として挙げられる「IP-PBX(SIPサーバ製品を含む)」、「IP電話端末」、「構内PHSシステム」を対象とし、その現状と今後の方向性に関して明らかにすることを目的とした。
−目次−
第1章 市場概況(1)
1.1 VoIP関連ソリューションを構成する主要製品と調査対象の範疇(1)
1.2 市場概況(3)
1.3 主要参入メーカー製品一覧(4)
第2章 2006年度及び2007年度以降の市場状況(10)
2.1 市場規模実績推移(2006年度実績、2007年度見込、2008年度予測)(10)
2.2 市場シェア(16)
2.3 今後の方向性(27)
第3章 主要メーカーの2006年度のトピックス(29)
3.1 日本電気(29)
3.2 富士通(31)
3.3 日立コミュニケーションテクノロジー(32)
3.4 沖電気工業(33)
3.5 シスコシステムズ(35)
3.6 日本アバイア(36)

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