◆市場調査レポート:2016年06月10日発刊

2016 高効率レーザー関連市場総調査

レーザー光源/発振器市場の全貌と、通信/材料加工分野から医療・美容/
計測・センシング/自動車分野まで拡大するレーザーアプリケーション市場を徹底調査
−はじめに−
  • レーザー光源・発振器および加工機に代表されるアプリケーションの市場は、産業界の情勢と密接な関係にある。半導体業界、液晶業界、自動車業界、IT関連業界などが市場をけん引することで、2009年のリーマンショック以降は継続して堅調に市場を伸ばしている。
  • レーザー光源・発振器は、半導体レーザーと非半導体レーザーに分けられる。半導体レーザーにおいては、中国のFTTxと北米のデータセンター需要を背景に、光通信分野が好調である。2017年以降、中国のFTTx市場がピークを迎える一方で、米国のデータセンター市場は当面伸びるとみられる。今後は携帯電話基地局における第5世代需要が加わるとみられる。
  • 光通信分野以外では、従来市場をけん引してきた光ストレージ分野やプリンター分野に代わりプロジェクター、ヘッドアップディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイなどのディスプレイ・エンターテインメント分野、TOF方式距離画像センサー、各種センサーなどの計測・分析・センシング分野、ヘッドライトシステム、レーザーレーダーなどの自動車分野が注目されている。
  • 非半導体レーザーでは、材料加工分野において従来タイプであるCO2レーザー、固体レーザーなどから、新興タイプであるファイバーレーザー、ディスクレーザー、DDLなどへのシフトが進んでいる。材料加工分野で最も市場の大きな板金切断では、需要の大きな薄板・中厚板市場においては従来タイプから新興タイプへの置き換わりが急速に進んだ。また、新興タイプ同士も競合状態にあるが、現状ではファイバーレーザーが優勢である。
  • 新興レーザーの中ではパルスレーザー市場の伸びが著しい。ナノ秒レーザーはマーキングが中心である。ピコ秒レーザーとフェムト秒レーザーは微細加工市場が注目される。フェムト秒レーザーは、レーシックなどの医療・美容分野、多光子顕微鏡などの計測・分析・センシング分野でも使用される。微細加工ではディスクレーザーも注目されている。
  • 「2016 高効率レーザー関連市場総調査」ではこれらのレーザー光源・発振器、アプリケーションの市場および参入メーカーの動向を分析することにより、今後のレーザー光源・発振器市場について展望したものである。
  • 本調査資料が関係各位の今後の事業戦略立案・展開されるにあたり、役立てていただけることを切に望む。
−調査目的−
  • 本調査資料では、レーザー光源/発振器を中心に注目アプリケーションの動向を調査し、当該事業展開のための情報を提供することを目的とした。
−調査対象−
1) 調査対象品目
アプリケーション光通信分野3品目100G以上 ライン側光トランシーバー、100G以上 クライアント側光トランシーバー、AOC
光ストレージ分野1品目次世代HDD
ディスプレイ・エンターテインメント分野4品目ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、シネマプロジェクター、ライトショー
材料加工分野5品目板金切断、板金溶接・スポット溶接、マーキング、はんだ付け・樹脂溶着・ろう付け、3Dプリンター
リソグラフィー分野2品目半導体露光装置、直描露光装置
計測・分析・センシング分野6品目多光子顕微鏡、共焦点レーザー走査型顕微鏡(理化学用)、共焦点レーザー走査型顕微鏡(工業用)、ラマン分光計、TOF方式距離画像センサー、バーコードリーダーモジュール
医療・美容分野6品目OCT、レーシック装置、白内障手術装置、フローサイトメーター、皮膚疾患治療器、脱毛治療器
自動車分野2品目ヘッドライトシステム、レーザーレーダー
照明分野4品目一般照明、道路灯・トンネル灯、投光器、舞台・スタジオ用照明
小計33品目
レーザー光源/発振器気体レーザー4品目He-Neレーザー、イオンレーザー、エキシマレーザー、CO2レーザー
液体レーザー1品目有機色素レーザー
固体レーザー1品目YAGレーザーなど
半導体レーザー4品目通信用半導体レーザー、非通信用半導体レーザー、VCSEL、励起用高出力半導体レーザー
次世代・注目レーザー4品目ファイバーレーザー、ディスクレーザー、DDL、極短パルスレーザー
小計14品目
合計47品目
2) 調査対象企業
IHI、アマダミヤチ、SEDI、FFレーザー、オムロンレーザーフロント、オリンパス、片岡製作所、神島化学、ギガフォトン、サイバーレーザー、住友電工デバイス・イノベーション、ソニー、東芝、日亜化学工業、パナソニックグループ、浜松ホトニクス、日立製作所、ファナック、フジクラ、古河電工、三菱電機、ローム、Alcon、Amplitude、ASML、Avago Technologies、Cobolt、Coherent、Finisar、Fiveten、IMURA AMERICA、IPG Photonics、Jenoptik、Kigre、Light Conversion、Lumentum、MELLES GRIO、Neophotonics、Oclaro、OSRAM OptoSemiconductors、ROFINグループ、Spectra-Physics、Synrad、Trumpfなどの大手メーカー
3) 調査対象地域
日本、中国、アジア(台湾、韓国、フィリピン、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、インド、西アジア、その他)、北米、中南米(メキシコ、ブラジル、その他)、欧州(西欧、ロシア含む東欧)、その他(アフリカ、オセアニアなど)
−調査項目−
アプリケーション
1) レーザー光源・発振器採用状況
2) 製品概要
3) ワールドワイド市場動向
(1) 市場概況
(2) ワールドワイド市場規模推移・予測
4) タイプ別ウェイト
5) メーカーシェア
6) 参入メーカー一覧と特長
7) 搭載光源・発振器タイプ別ウェイト
8) 用途別ウェイト
9) 価格動向
10) 商流
11) 技術ロードマップ
レーザー光源
1) 製品概要
2) ワールドワイド市場動向
(1) 市場概況
(2) ワールドワイド市場規模推移・予測
3) メーカーシェア
4) 主要参入メーカー一覧と特徴
5) 地域別ウェイト
6) タイプ別ウェイト
7) 用途別ウェイト
8) レーザー光源・発振器の価格動向
9) 新製品開発動向、技術開発動向
−目次−
1.0 総括(1)
1.1 注目アプリケーションにおけるレーザー光源・発振器市場の現状と将来展望(3)
1.2 レーザー光源・発振器市場の現状と将来展望(9)
1.3 参入メーカー一覧(12)
2.0 アプリケーション分野別レーザー市場概況(15)
2.1 光通信分野(17)
2.2 光ストレージ分野、ディスプレイ・エンターテインメント分野(22)
2.3 材料加工分野(27)
2.4 リソグラフィー分野(33)
2.5 計測・分析・センシング分野(37)
2.6 医療・美容分野(43)
2.7 自動車分野(51)
2.8 照明分野(56)
3.0 レーザー光源・発振器の技術開発動向(61)
4.0 集計編(65)
4.1 アプリケーション(67)
4.2 レーザー光源・発振器(79)
5.0 アプリケーション編(87)
5.1 光通信分野(89)
5.1.1 100G以上 ライン側光トランシーバー(89)
5.1.2 100G以上 クライアント側光トランシーバー(96)
5.1.3 AOC(103)
5.2 光ストレージ分野(110)
5.2.1 次世代HDD(110)
 
5.3 ディスプレイ・エンターテインメント分野(116)
5.3.1 ヘッドマウントディスプレイ(116)
5.3.2 ヘッドアップディスプレイ(122)
5.3.3シネマプロジェクター(128)
5.3.4 ライトショー(134)
5.4 材料加工分野(139)
5.4.1 板金切断(139)
5.4.2 板金溶接・スポット溶接(145)
5.4.3 マーキング(151)
5.4.4 はんだ付け・樹脂溶着・ろう付け(157)
5.4.5 3Dプリンター(163)
5.5 リソグラフィー分野(169)
5.5.1 半導体露光装置(169)
5.5.2 直描露光装置(175)
5.6 計測・分析・センシング分野(181)
5.6.1 多光子顕微鏡(181)
5.6.2 共焦点レーザー走査型顕微鏡(理化学用)(187)
5.6.3 共焦点レーザー走査型顕微鏡(工業用)(193)
5.6.4 ラマン分光計(198)
5.6.5 TOF方式距離画像センサー(204)
5.6.6 バーコードリーダーモジュール(210)
5.7 医療・美容分野(216)
5.7.1 OCT(216)
5.7.2 レーシック装置(222)
5.7.3 白内障手術装置(228)
5.7.4 フローサイトメーター(234)
5.7.5 皮膚疾患治療器(240)
5.7.6 脱毛治療器(248)
5.8 自動車分野(254)
5.8.1 ヘッドライトシステム(254)
5.8.2 レーザーレーダー(261)
5.9 照明分野(267)
5.9.1 一般照明(267)
5.9.2 道路灯・トンネル灯(273)
5.9.3 投光器(278)
5.9.4 舞台・スタジオ用照明(284)
6.0 レーザー光源・発振器編(291)
6.1 気体レーザー(293)
6.1.1 He-Neレーザー(293)
6.1.2 イオンレーザー(297)
6.1.3 エキシマレーザー(301)
6.1.4 CO2レーザー(305)
6.2 液体レーザー(有機色素レーザー)(310)
6.3 固体レーザー(YAGレーザーなど)(314)
6.4 半導体レーザー(319)
6.4.1 通信用半導体レーザー(319)
6.4.2 非通信用半導体レーザー(325)
6.4.3 VCSEL(331)
6.4.4 励起用高出力半導体レーザー(336)
6.5 次世代・注目レーザー(341)
6.5.1 ファイバーレーザー(341)
6.5.2 ディスクレーザー(346)
6.5.3 DDL(350)
6.5.4 極短パルスレーザー(354)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2016 高効率レーザー関連市場総調査

頒価
198,000円(税抜 180,000円)

発刊日
2016年06月10日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
358ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-780-7

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