◆マルチクライアント調査レポート:2016年03月14日発刊

IoT/M2Mにおける情報セキュリティビジネス市場の将来展望

IoT/M2Mの普及を背景とした情報セキュリティビジネスのトレンド分析とビジネスモデル分析
−はじめに−
  • 「IoT(Internet of Things)」とは、従来PCやサーバー、プリンターなどのIT関連機器が接続されていたインターネットに、それ以外のさまざまな“モノ”を接続する技術である。自動車や制御システム、産業インフラシステム、業務端末から情報家電まで、さまざまな“モノ”がインターネットに接続されることで、利便性の向上や自動化/省力化、サービスの高度化などをもたらすとして、各産業分野での導入や活用範囲の検討が進められている。
  • 多大なメリットをもたらすIoT化は、一方でインターネット接続デバイスが拡大することでの脅威増加や、サイバー攻撃による安全性の侵害などの深刻な影響を及ぼすことが懸念されている。また“モノのインターネット化”については、インターネットに接続されることを前提としない機器やシステムが多く、閉域ネットワーク環境を前提とするシステム形態など、セキュリティ対策が考慮されていないケースも多くみられることから、IoT/M2Mの活用にあたりセキュリティ対策の実装が急務となっている。
  • IoT/M2Mを活用したシステムを導入するにあたって、セキュリティ対策の重要性、必要性は認識されているものの、IoT/M2Mでインターネット端末となるデバイスでは、リソースが制限されていること、セキュリティの更新が困難なこと、システムとしての可用性が重視され、セキュリティ機能を動作させることが難しいなど、多くの課題、問題点があることも実態としてあげられる。
  • IoT/M2Mの活用においては、各ベンダーや関連団体、政府などを中心に、社会システム高度化の実現に向けて、セキュアな環境下でのIoT/M2M利用を促進していく動きが活発化しており、従来のITセキュリティをベースとしたIoT/M2Mにおけるセキュリティ技術の開発やソリューションビジネスの拡充、さらには新たな技術によるIoT/M2M向けのセキュリティビジネスが積極的に推進されている。
  • 本調査レポートは、こうした市場環境の中で、IoT/M2Mで必要となるセキュリティ技術やソリューションの明確化、ベンダーのビジネスモデル分析、産業分野別ニーズ動向を把握した。この調査結果が、当該市場に参入する企業の競争優位を確立するためのマーケティング資料として活用されることを切に望むものである。
−調査目的−
  • IoT/M2Mによる“モノのインターネット化”は、各産業分野に対して多くのメリットを与える一方で、その安全性を強化していくことも求められている。本調査レポートにおいては、IoT/M2Mの台頭により従来のセキュリティビジネスとは異なったアプローチが求められる中で、セキュリティビジネスに参入する各事業者の取り組み、ビジネスモデルを分析することで、IoT/M2Mにおけるセキュリティビジネスのトレンドや今後の市場性、方向性を明確することを目的とした。
−調査対象−
セキュリティソリューションベンダー23社
セキュリティツールベンダー7社
−調査項目−
各社共通
1) 企業プロフィール
2) IoT/M2Mにおける情報セキュリティの取り組み
3) IoT/M2Mにおける提供製品/サービス
4) 実績推移予測
5) IoT/M2Mにおける情報セキュリティの導入事例/モデルケース
6) 当該ビジネスの推進体制
7) 当該ビジネスにおけるアライアンス/協業の状況
8) 産業分野別情報セキュリティの有望性
9) 当該ビジネスの方向性と市場性に対する見解
−目次−
I. 総括編
1. IoT/M2Mにおけるセキュリティ市場の展望(2)
2. IoT/M2Mにおけるセキュリティビジネスを取り巻く環境(10)
3. IoT/M2Mの産業分野別セキュリティ市場規模推移(14)
4. IoT/M2Mの産業分野別セキュリティサービス/製品ニーズ(22)
5. 導入事例/モデルケースによるユーザー動向分析(26)
6. 主要セキュリティベンダーのビジネスモデル比較(29)
7. 関連団体および関連省庁の政策/ガイドライン(35)
8. IoT/M2Mにおけるセキュリティ市場の拡大要因/阻害要因(40)
9. 当該ビジネスのインパクトと今後の方向性(44)
II. 企業事例編
A. セキュリティソリューションベンダー
A-1. アズビル(51)
A-2. アドソル日進(56)
A-3. 伊藤忠テクノソリューションズ(62)
A-4. インフォセック(67)
A-5. エヌ・アール・アイ・セキュアテクノロジーズ(71)
A-6. エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(76)
A-7. NTTドコモ(82)
A-8. キヤノンITソリューションズ(88)
A-9. シーイーシー(93)
A-10. ジェイティ エンジニアリング(97)
A-11. SELTECH(102)
A-12. 大日本印刷(107)
A-13. 東芝(113)
A-14. ニフティ(120)
A-15. 日本電気(126)
A-16. ネットワンパートナーズ(131)
A-17. パナソニック(137)
A-18. 日立システムズ(145)
A-19. 日立製作所(151)
A-20. 富士電機(156)
A-21. 三井物産セキュアディレクション(160)
A-22. ラック(164)
A-23. リコー(170)
B. セキュリティツールベンダー
B-1. アラクサラネットワークス(176)
B-2. FFRI(181)
B-3. カスペルスキー(188)
B-4. シスコシステムズ(194)
B-5. シマンテック(201)
B-6. トレンドマイクロ(208)
B-7. マカフィー(215)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
IoT/M2Mにおける情報セキュリティビジネス市場の将来展望

頒価
440,000円(税抜 400,000円)

発刊日
2016年03月14日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
221ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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