◆マルチクライアント調査レポート:2015年01月09日発刊

2015 水素自動車関連技術の普及戦略と将来展望

期待される燃料電池車/水素エンジン車の普及には何が必要か?
コスト低減技術と関連各社の方針/見解から普及策を探る
−調査の背景−
  • 2014年12月15日、トヨタ自動車がFCV「MIRAI」を723万6,000円で一般販売を開始した。水素を燃料とした全く新しいタイプの自動車がついに市場投入されたのである。
  • 「MIRAI」はFCVとしての独自性を象徴するフロントフェイス、ウォータードロップ(水滴)をイメージしたサイドビュー、安定感を表現したリヤなど、ひと目で「MIRAI」とわかるデザインを追求している。優れた環境性能や利便性、走る楽しさも併せ持ち、「モビリティの新しい幕開けを告げるクルマ」として位置付けられる。
  • 数年前にもEVが市販されるということで本格的な普及に向けて期待が高まった時期があったが、EVの航続距離の短さや急速充電スタンドの設置が進まないということで、想定以下の普及状況にある。
  • FCVはどうであろうか。官庁は水素戦略を積極的に推進しており、自動車メーカーもHVやEVの発売初期よりも断然に多く、「MIRAI」の受注件数も好調である。本格普及に向けて幸先の良いスタートが切れたようにも思える。
  • そこでEVの轍を踏まないためにFCVを普及させていくにはどのような対策をとるべきなのかを提言する調査を行い、当該市場参入メーカーおよび参入検討メーカー各社の今後の事業展開における有益なデータを提供することを目的とした。
−調査対象−
調査対象品目
水素自動車
(燃料電池自動車、水素エンジン自動車)
  • 乗用車、トラック・バス、特殊車両、小型移動体
水素自動車構成部材
  • 燃料電池(セパレーター、固体高分子膜、燃料/空気極、白金/他触媒)
  • 高圧水素タンク
  • バッテリー(セパレーター、正極/負極材、電解液)
  • モーター(モーターコア、磁石)
  • PCU(昇圧コンバーター、インバーター)
  • 水素安全システム(水素センサー)
水素ステーション関連部品
  • 水素ステーション(水素製造装置、蓄圧器、水素ディスペンサー、水素コンプレッサー)
  • 水素輸送容器
調査対象企業
15社(自動車メーカー、サプライヤー、インフラメーカー、官公庁、地方自治体、大学、団体)
−調査項目−
水素自動車構成部材/水素ステーション関連部品編
1. 製品概要
2. 市場規模予測(2015年→2040年)
1) エリア別販売市場規模推移予測(2015年→2040年)
2) 自動車種類別販売ウェイト(2015年・2030年・2040年)
3) 市場動向
3. 参入・開発企業一覧および業界俯瞰図
4. メーカー動向および低価格化に寄与する技術動向
5. 価格動向
6. その他自動車メーカーからの要求動向
7. 普及に向けた課題
8. 特記事項
ケーススタディ編
1. メーカー概要
2. 水素自動車関連ビジネスへの取り組み状況
3. 水素自動車関連ビジネスの課題と普及に向けた方針
4. 同社が考えるロードマップおよびマイルストーン
5. コストに関する見解
6. 安全性に関する見解
7. 特記事項
−目次−
I. 総括編(1)
1. 水素自動車関連ビジネスの全体俯瞰図(2)
2. 水素自動車の普及予測(7)
3. 水素ステーションの普及予測(24)
4. 水素自動車関連部品の金額市場規模予測(集計)(44)
5. 水素自動車普及に向けた課題と対策(46)
6. 水素燃料の輸送・貯蔵技術動向(49)
7. 安全対策技術関連動向(52)
8. 水素自動車関連ビジネスを取り巻く規制関連動向(54)
9. 水素自動車関連ビジネスにおけるアライアンス関連(57)
10. 各国の水素自動車関連ビジネスへの取り組み状況(60)
II. 水素自動車構成部材/水素ステーション関連部品編(63)
1. 燃料電池(64)
1.1 セパレーター(70)
1.2 固体高分子膜(74)
1.3 燃料/空気極(78)
1.4 白金/他触媒(82)
2. 高圧水素タンク(86)
3. バッテリー(92)
3.1 セパレーター(98)
3.2 正極/負極材(102)
3.3 電解液(107)
4. モーター(111)
4.1 モーターコア(117)
4.2 磁石(レアアース/レアアースフリー)(121)
5. PCU(125)
5.1 昇圧コンバーター(131)
5.2 インバーター(134)
6. 水素安全システム(138)
6.1 水素センサー(144)
7. 水素ステーション(148)
7.1 水素製造装置(154)
7.2 蓄圧器(158)
7.3 水素ディスペンサー(162)
7.4 水素コンプレッサー(166)
8. 水素輸送容器(170)
III. ケーススタディ編(176)
1. 経済産業省(177)
2. 環境省(181)
3. 燃料電池実用化推進協議会(184)
4. 福岡県(186)
5. 川崎市(189)
6. 九州大学(192)
7. 三菱レイヨン(195)
8. ヤマト・H2エナジー(198)
9. 岩谷産業(200)
10. トキコテクノ(203)
11. 三菱化工機(206)
12. JFEコンテイナー(209)
13. 豊田自動織機(212)
14. 日野自動車(215)
15. トヨタ自動車(218)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2015 水素自動車関連技術の普及戦略と将来展望

頒価
550,000円(税抜 500,000円)

発刊日
2015年01月09日

報告書体裁
ファイル綴り報告書・CD-ROM(PDFデータ・集計データ収録)各1部

ページ数
221ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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