◆市場調査レポート:2014年11月10日発刊

2015 自動車通信ネットワーク関連市場総調査

通信が切り開く、自動車のインテリジェント化・ハイセーフティ化を、
インフラ、車載システム/情報表示機器、通信デバイス、サービスの観点から分析(2014 自動車通信ネットワーク関連市場総調査から改題)
−はじめに−
  • GMは2014年に行われたITS世界会議において、2016年に車車間通信による半自動運転機能の搭載された「Cadillac」を発表する計画があることを表明した。人の手を介さずに車が動く、そんな夢のような時代が間もなく実現されようとしている。
  • 自動運転の根幹にあるのは、ヒューマンエラーによる事故の減少、誰でも快適に自動車の運転ができるような仕組みづくり、自動車を運転することによって生じる可能性のある公害に対する対策など、環境に配慮できうるような体制の実現である。
  • このようなイノベーションを実現するには、自動車と道路インフラ、人などが密接に協調しあう社会システムを形成する必要があり、このシステムを根本で支えるのは移動体通信網やBluetooth、Wi-Fi、GPS/GNSS、DSRCなどといった無線通信とレーダーセンサーやカメラネットワークなどのセンシングデバイスである。
  • また、高度な車社会の実現はさまざまな面でサービスとしてのビジネスも生み出しており、今後は無線通信を使った新たなサービス展開についても注目が集まる。
  • 本調査資料では、上記のような自動車の高機能化、インテリジェントな交通システムを実現するために利用される無線通信規格の動向と、インフラの動向、ドライバーの利便性や安全性を向上させるような情報表示機器、サービスの動向についてまとめた。
  • 加えて日本であれば4省庁5局と呼ばれるITS関連省庁および関連団体、米国であればアメリカ合衆国運輸省(DOT)および大学などの研究機関、欧州であれば欧州連合および自動車メーカーなどが属する関連団体など、各地域でITS政策を推進する機関の動向についてもまとめた。
  • 本調査資料が、ITS関連業界に携わる各企業にとって、今後の戦略立案をする上での一助となり、広くご活用いただければ幸いである。
−調査目的−
  • 自動車に搭載される通信機能、通信を実現するためのインフラ・通信デバイス、集約したデータを活用するサービスの三つの側面から、自動車通信の将来性、各種サービスの立ち上がり時期や潜在市場をまとめることを目的とした。
−調査対象−
調査対象品目
情報表示機器4品目インフォテインメント関連機器(IVIシステム/カーナビゲーションシステム)、ディスプレイオーディオ/カーオーディオ、ヘッドアップディスプレイ、スマートフォン/タブレット
インフラ5品目自動料金収受システムインフラ、光ビーコン路側機、光ビーコン処理装置、電気自動車充電スタンド、交通監視カメラ
通信デバイス9品目通信モジュール(2G/3G/4G/5G)、700MHz帯通信モジュール、Bluetooth/Wi-Fiモジュール、NFCチップ、位置測位モジュール(GPS/GNSS)、レーダーセンサーモジュール(ミリ波/レーザー)、ETC/DSRC車載器、PLC、車載カメラ
サービス13品目インテリジェントパーキングシステム、カーシェアリング、EV充電スタンド管理システム、緊急通報システム、ダイナミックルートガイダンス、地図データビジネス、ロードプライシング、商業情報配信、ETCサービス、携帯電話網連動型サービス、災害情報管理、自動車保険サービス、商用車向け業務効率化サービス
調査対象企業
自動車メーカー
スズキ、ダイハツ工業、トヨタ自動車、日産自動車、富士重工業、本田技研工業、マツダ、三菱自動車工業、Audi、BMW、Chrysler、Fiat、Ford、GM、PSA、Renault、Volkswagenほか
情報表示機器メーカー
アイシン・エィ・ダブリュ、住友電気工業、デンソー、日本電気、日本電産エレシス、日立製作所、三菱電機、Bosch、Continental、Harman International、Magneti Marelliほか
インフラメーカー
沖電気工業、京三製作所、コイト電工、東芝、日本信号、パナソニックシステムネットワークス、三菱重工業、KAPSCH、Trans Core、Q-FREEほか
通信デバイスメーカー
アルプス電気、ソニー、日本無線、ミツミ電機、村田製作所、Broadcom、CSR、Gemalto、NXP Semiconductors、Qualcomm、u-bloxほか
サービス業界
駐車場事業者、充電スタンド事業者、通信キャリア、物流/運送業者、警備会社、地図情報提供事業者、道路事業者、地方公共団体/官公庁ほか
−調査項目−
情報表示機器
1. 製品概要
2. ワールドワイド市場動向(数量、2013年実績・2014年見込・2015年〜2020年予測)
3. メーカーシェア(数量、2013年実績・2014年見込)
4. 参入メーカー一覧および主要メーカーの動向
5. 自動車メーカーへの納入関係
6. 今後のロードマップ
インフラ
1. 製品概要
2. ワールドワイド市場動向(数量・金額、2013年実績・2014年見込・2015年〜2020年予測)
3. 地域別ウェイト (数量、2014年見込)
4. ワールドワイド/国内メーカーシェア(数量、2013年実績・2014年見込)
5. 参入メーカー一覧および主要メーカーの動向
6. 地域別インフラ普及状況
通信デバイス
1. 製品概要
2. 参入メーカー一覧および主要メーカーの動向
3. ワールドワイド市場動向(数量・金額、2013年実績・2014年見込・2015年〜2020年予測)
4. メーカーシェア(数量、2013年実績・2014年見込)
5. 価格動向
6. セットメーカーへの納入関係
7. 車載/民生向けグレードの比較
8. 有望用途
9. 今後のロードマップ
サービス
1. サービス概要および業界構造
2. 参入メーカー一覧と各社のサービス概要
3. ライセンス/アライアンス情報
4. 国内市場動向(2013年実績・2014年見込・2015年〜2020年予測)
5. 成長促進要因と阻害要因
6. 国内メーカーシェア(2013年実績・2014年見込)
7. 自動車通信に要求されるスペック
8. サービス/システムのロードマップ
−目次−
I. 総括(1)
1. ITSの将来像(3)
2. ITSを実現する無線/サービスの本命(5)
3. 地域別の無線規格とサービスの本命(10)
II. 自動車通信関連のトピックス(15)
1. 主要国の政策(17)
2. 自動車関連無線通信規格のロードマップ(26)
3. 無線通信規格とサービスの相関性(28)
4. 主要自動車メーカーのテレマティクスサービス(35)
5. プローブ/ビッグデータの活用(46)
6. ETC関連サービスの現状と将来展望(48)
7. 安全/先進運転支援システムの動向(52)
8. 自動運転に関するロードマップ(57)
III. 集計(63)
1. 車載通信デバイス(65)
IV. 個別製品/サービス(71)
1. 情報表示機器(73)
1.1 インフォテインメント関連機器(IVIシステム/カーナビゲーションシステム)(75)
1.2 ディスプレイオーディオ/カーオーディオ(80)
1.3 ヘッドアップディスプレイ(85)
1.4 スマートフォン/タブレット(88)
II. 自動車通信関連のトピックス(15)
2.1 自動料金収受システムインフラ(93)
2.2 光ビーコン路側機(99)
2.3 光ビーコン処理装置(103)
2.4 電気自動車充電スタンド(107)
2.5 交通監視カメラ(113)
3. 通信デバイス(117)
3.1 通信モジュール(2G/3G/4G/5G)(119)
3.2 700MHz帯通信モジュール(124)
3.3 Bluetooth/Wi-Fiモジュール(129)
3.4 NFCチップ(133)
3.5 位置測位モジュール(GPS/GNSS)(137)
3.6 レーダーセンサーモジュール(ミリ波/レーザー)(142)
3.7 ETC/DSRC車載器(146)
3.8 PLC(150)
3.9 車載カメラ(153)
4. サービス(159)
4.1 インテリジェントパーキングシステム(161)
4.2 カーシェアリング(167)
4.3 EV充電スタンド管理システム(173)
4.4 緊急通報システム(179)
4.5 ダイナミックルートガイダンス(184)
4.6 地図データビジネス(187)
4.7 ロードプライシング(193)
4.8 商業情報配信(199)
4.9 ETCサービス(201)
4.10 携帯電話網連動型サービス(205)
4.11 災害情報管理(209)
4.12 自動車保険サービス(212)
4.13 商用車向け業務効率化サービス(217)
V. 自動車関連データ(221)
1. 主要国のITS関連団体(223)
2. 自動車生産台数推移(228)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2015 自動車通信ネットワーク関連市場総調査

頒価
165,000円(税抜 150,000円)

発刊日
2014年11月10日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
235ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-730-2

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