◆市場調査レポート:2014年02月03日発刊

デジタルAV機器市場マーケティング調査要覧(2014年版)

次世代放送(4K/8K)/ネットワーク対応が進むデジタルAV機器の世界市場展望、
スマートデバイス/ウェアラブル機器との連携/競合、キーデバイス動向を調査/分析
−調査の背景−
  • デジタルAV機器市場は2011年の地上デジタル放送移行ののち、特需の終息に伴う需要減に見舞われてきた。需要回復を狙って2013年以降、4K-TVが各社より本格的に上市され、またオーディオについても「ハイレゾ」対応製品の本格上市により、2013年は今後のAV機器需要拡大に向けた足がかりとなる一年となった。
  • 2014年以降は4K-TVの普及に向けて大きく始動する一年となる見通しである。4K関連機器や各種AV機器普及の鍵はコンテンツが握っており、4K試験放送が2014年中に配信型サービスとして開始される見通しであるほか、8K試験放送の開始、通信規格/技術の策定など周辺環境/供給形態動向も含め一体となって各社の取り組みが加速する段階となってきている。
  • また、民生用デジタルAV機器全体も新たな方向性を見出す時期に差し掛かっており、製品のコモディティ化や各製品の普及率の高まりを打開し、持続的に発展していくためには4K/ハイレゾといった専用機器本来の機能を高めることによる訴求のほか、ユーザー利用シーンの創出や新たな価値観の創出を進めていくことが重要となってきている。そこにはスマートグラスやスマートウォッチなどの「ウェアラブル機器」といった新しいカテゴリーの製品が今後打開策として期待される。
  • さらに普及が進むスマートデバイス(スマートフォン/タブレット端末)が、アプリケーションベースでこれまでのデジタルAV機器からの代替となり得ることで、より一層デジタルAV機器製品化のトレンドを左右するに至っており、直接の競合となるほか、ワイヤレスネットワーク/配信コンテンツの進展によって、マルチディスプレイ化が進む中での連携が2014年以降も一層進む見通しである。
  • デジタルAV機器はそれらスマートデバイスとの連動性を高めることで、アプリによる機能付加などユーザーの利便性を訴求する製品化が進んでいるほか、専用機器としてのハイスペック化を進めることやネットワークと直接連動可能とすることでスマートデバイスとの差別化を図っていく方向性が今後も高まっていく。
  • 当調査資料ではデジタルAV関連機器45品目を対象に、各製品の市場動向や製品化のトレンド、今後の方向性等を調査した。また、AV機器普及の鍵を握り、相乗的に市場を拡大させていくコンテンツ/サービス10品目についても調査することでデジタルAV関連機器市場の全貌を明らかにした。
  • 当調査資料が、参入企業各社の今後の製品開発・販売戦略立案における有益なマーケティングデータとして、その一助となれば幸いである。
−調査目的−
  • 当調査資料はデジタルAV機器および情報関連機器について国内/世界市場規模の算出および参入企業動向、需要先/エリア別市場動向、製品タイプ別トレンド、キーデバイス/技術化動向、ネットワークおよびサービス対応動向、コンテンツ/サービス動向等を明らかにすることにより、各参入企業の今後の製品開発・販売戦略立案における有益なマーケティングデータの提供を目的とした。
−調査対象製品−
デジタルAV関連機器:45品目(デジタルAV機器:34品目/情報関連機器:11品目)
A〜Hまでの8カテゴリーに分類し、網掛けの34品目は世界市場動向も調査を実施した。
分類カテゴリー品目




A
V







A
V

A. TV/ディスプレイ7品目デジタルTVホームプロジェクターポケットプロジェクターヘッドマウントディスプレイ4K-TV、録画対応TV、インターネット対応TV
B. レコーダー/プレーヤー8品目Blu-ray DiscレコーダーBlu-ray DiscプレーヤーDVDレコーダー/プレーヤー、NAS、ネットワークメディアプレーヤー/スティック型STB、外付けHDD、CATV-STB、IP-STB
C. ウェアラブル機器4品目ウェアラブルカメラスマートウォッチスマートグラス、活動量計/歩数計
D. ポータブル機器5品目ポータブルBD/DVDプレーヤー、ポータブルTV、デジタルオーディオプレーヤーヘッドフォン、ヘッドフォンアンプ
E. オーディオ5品目ホームシアターシステムスピーカーアンプシステムコンポアクティブスピーカー
F. カメラ/表示機器5品目デジタルビデオカメラデジタルスチルカメラデジタル一眼カメラミラーレス一眼カメラデジタルフォトフレーム





G. エンターテインメント/情報機器5品目携帯電話端末(フィーチャーフォン/スマートフォン)タブレット端末PC(ノート/デスクトップ)家庭用ゲーム機(据え置き型・携帯型)電子書籍端末
H. 車載機器6品目カーナビゲーションシステムPNDカーオーディオヘッドアップディスプレイリアシートエンターテインメントシステムドライブレコーダー
コンテンツ/サービス:10品目(国内市場)
デジタルAV関連機器市場に関連する、コンテンツ/サービス市場を対象とした。
カテゴリー品目
コンテンツ/サービス10品目TV放送、パッケージソフト販売/レンタル、映像配信サービス、動画共有サービス、オンラインゲーム、電子書籍サービス、音楽配信サービス、ネットプリントサービス、オンラインストレージ、地図/ナビゲーションサービス
−目次−
I. 総括編(1)
1. デジタルAV機器/関連市場総括(3)
1) デジタルAV機器/関連市場の現状と将来展望(3)
2) 国内市場総括(5)
3) カテゴリー別市場規模推移(数量/金額:2012年実績〜2017年/2020年予測)(7)
4) コンテンツ/サービス市場規模推移(金額:2012年実績〜2017年/2020年予測)(15)
2. AV関連機器機能別国内市場分析(16)
1) 映像関連機器(16)
2) 再生/録画関連機器(18)
3) 音響関連機器(20)
4) 撮像関連機器(22)
5) その他デジタルAV関連機器(24)
6) コンテンツ/サービス市場動向(28)
3. デジタルAV関連機器の市場環境(30)
1) 地上デジタル放送移行後の製品戦略ロードマップ(30)
2) 4K対応製品動向(34)
3) マルチスクリーン化/放送・コンテンツ配信動向(37)
4) デジタルコンバージェンス最新動向(39)
5) スマートデバイスにおけるAV機能の利用動向(41)
6) ネットワーク対応動向(42)
7) デジタルAV関連機器の屋内外連携動向(45)
8) 製品別キーデバイス/技術動向(47)
9) 経済環境変動/政策関連動向(49)
4. 品目別注目機能/性能動向(52)
1) 注目機能/性能総括(52)
2) 注目機能/性能一覧(53)
5. 品目別平均成長率(57)
1) 国内市場(57)
2) 世界市場(58)
6. 世界市場総括(59)
1) デジタルAV関連機器市場(59)
2) デジタルAV機器/情報関連機器別市場(60)
3) カテゴリー別市場規模推移(数量/金額:2012年実績〜2017年/2020年予測)(61)
4) エリア別市場概況(2013年実績)(69)
5) エリア別市場規模(数量/金額:2013年実績/2017年予測)(71)
6) エリア別/カテゴリー別市場規模推移(73)
II. 集計編(81)
1. 品目別国内市場規模推移(数量/金額:2012年実績〜2017年/2020年予測)(83)
2. コンテンツ/サービスの国内市場規模推移(数量/金額:2012年実績〜2017年/2020年予測)(90)
3. 主要デジタルAV機器の世界市場規模推移(数量/金額:2012年実績〜2017年/2020年予測)(91)
4. 品目別国内市場メーカーシェア(数量/金額:2013年実績)(102)
5. 主要デジタルAV機器の世界市場メーカーシェア(数量:2013年実績)(112)
III. 個別品目編(117)
A. TV/ディスプレイ(119)
A-1. デジタルTV(120)
A-2. 4K-TV(124)
A-3. 録画対応TV(126)
A-4. インターネット対応TV(128)
A-5. ホームプロジェクター(130)
A-6. ポケットプロジェクター(134)
A-7. ヘッドマウントディスプレイ(139)
B. レコーダー/プレーヤー(143)
B-1. Blu-ray Discレコーダー(144)
B-2. Blu-ray Discプレーヤー(148)
B-3. DVDレコーダー/プレーヤー(152)
B-4. NAS(157)
B-5. ネットワークメディアプレーヤー/スティック型STB(159)
B-6. 外付けHDD(161)
B-7. CATV-STB(163)
B-8. IP-STB(165)
C. ウェアラブル機器(167)
C-1. ウェアラブルカメラ(168)
C-2. スマートウォッチ(172)
C-3. スマートグラス(176)
C-4. 活動量計/歩数計(180)
D. ポータブル機器(183)
D-1. ポータブルBD/DVDプレーヤー(184)
D-2. ポータブルTV(186)
D-3. デジタルオーディオプレーヤー(188)
D-4. ヘッドフォン(190)
D-5. ヘッドフォンアンプ(192)
E. オーディオ(195)
E-1. ホームシアターシステム(196)
E-2. スピーカー(198)
E-3. アンプ(200)
E-4. システムコンポ(202)
E-5. アクティブスピーカー(204)
F. カメラ/表示機器(207)
F-1. デジタルビデオカメラ(208)
F-2. デジタルスチルカメラ(212)
F-3. デジタル一眼カメラ(216)
F-4. ミラーレス一眼カメラ(220)
F-5. デジタルフォトフレーム(224)
G. エンターテインメント/情報機器(229)
G-1. 携帯電話端末(フィーチャーフォン/スマートフォン)(230)
G-2. タブレット端末(234)
G-3. PC(ノート/デスクトップ)(238)
G-4. 家庭用ゲーム機(据え置き型/携帯型)(242)
G-5. 電子書籍端末(244)
H. 車載機器(247)
H-1. カーナビゲーションシステム(248)
H-2. PND(252)
H-3. カーオーディオ(256)
H-4. ヘッドアップディスプレイ(260)
H-5. リアシートエンターテインメントシステム(264)
H-6. ドライブレコーダー(268)
IV. コンテンツ/サービス編(273)
1. TV放送(275)
2. パッケージソフト販売/レンタル(278)
3. 映像配信サービス(281)
4. 動画共有サービス(284)
5. 音楽配信サービス(287)
6. 電子書籍サービス(290)
7. オンラインゲーム(293)
8. ネットプリントサービス(296)
9. オンラインストレージ(299)
10. 地図/ナビゲーションサービス(302)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
デジタルAV機器市場マーケティング調査要覧(2014年版)

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2014年02月03日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
304ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-709-8

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