◆市場調査レポート:2011年10月17日発刊

2012 有望電子部品材料調査総覧(上巻)

上巻:グリーンデバイス編
−調査の背景−
  • 2011年3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴って発生した福島原発事故は、その後の日本人のエネルギーに対する認識を一変させた。原子力発電に替わる主電源としてCO2の問題などは残しているが火力発電にシフトしていくべきなのか、それとも、今注目されている再生可能エネルギーを用いるのかなど意見が分かれるところだ。また、省エネルギーをどのように行っていくかも注目されている。
  • 再生可能エネルギーの代表格である太陽光発電は、太陽電池の電力貯蔵の問題、変換効率の問題、導入価格の問題など、現状では技術的な課題が多く、「すぐにも主電源に」というわけにはいかない。しかし、電力貯蔵の面では、リチウムイオン電池、ナトリウム・硫黄電池、電気二重層キャパシタ、リチウムイオンキャパシタなど蓄電池において大きな技術革新が起こっており、変換効率の向上技術、低価格化などの取組みが地道に行われている。
  • リチウムイオン電池を搭載したHEV(ハイブリッドカー)、EV(電気自動車)は増えたが、その技術を使った新しい市場が形成されつつある。
  • 停電などに備え、オフィス内、家庭内に蓄電池を導入する動きが出始め、リチウムイオン電池を搭載した家庭用蓄電池ユニットの販売が始まっている。
  • エネルギー・ハーベスティング技術が注目されており、この技術を使った無線機器や蓄電デバイスとしてコンデンサやキャパシタや薄膜電池の開発も進んでいる。
  • 省エネルギー対策では、白色LEDを用いたLED照明のバリエーションが増え、この1年間で販売数量が大幅に伸びた。エネルギーコストが高い日本においては最も注目される製品である。
  • 「有望電子部品材料調査総覧」では毎年、上・下巻で最新の技術や市場性に基づく100品目以上の今後有望な電子部品・材料を取り上げ、市場動向を徹底的に調査・分析している。本年度は上巻を「グリーンデバイス編」、下巻を「エレクトロニクスデバイス編」とした。当調査資料が関係各位の事業戦略の企画・展開のためのご参考になれば幸いである。
−調査目的−
  • 本調査資料は、製品のライフサイクルにおいて今後成長が期待される部品、材料及び成長が期待されるセット機器に使用されている部品・材料について、市場動向、将来性、用途動向等を調査し、電子部品材料事業を展開する上で有益な情報を提供することを目的とした。
−調査対象−
1. パワーモジュール関連部材9品目
2. 太陽光発電関連部材9品目
3. 蓄電池関連部材10品目
4. 燃料電池関連部材4品目
5. キャパシタ関連部材5品目
6. コンデンサ3品目
7. エコ照明関連部材4品目
8. スマートグリッド関連部品3品目
9. エネルギー・ハーベスティング関連部材3品目
10. 次世代エネルギー関連部材4品目
合計54品目
−目次−
1. 有望電子部品材料の将来予測[総括編](1)
1.1 グリーンデバイス分野別市場規模推移(3)
1.2 有望電子部品材料の有望度(5)
1.3 市場伸長率(2011年/2016年)(7)
1.4 将来動向(8)
2. グリーンデバイス市場の展望[まとめ](21)
2.1 各国の再生可能エネルギーの取り組み(23)
2.2 リチウムイオン電池の展開(26)
2.3 エネルギー・ハーベストの今後の展開(30)
2.4 太陽光発電のWW動向(34)
2.5 パワーデバイスと用途動向(36)
2.6 LED照明用白色LEDの低価格動向(38)
3. 有望電子部品材料の市場動向[集計編](41)
3.1 パワーモジュール関連部材(43)
3.2 太陽光発電関連部材(52)
3.3 蓄電池関連部材(62)
3.4 燃料電池関連部材(71)
3.5 キャパシタ関連部材/コンデンサ(78)
3.6 エコ照明関連部材(84)
3.7 スマートグリッド/エネルギー・ハーベスティング関連部材(90)
4. アプリケーション[個票編](95)
4.1 HEV・EV(97)
4.2 太陽光発電モジュール(101)
4.3 太陽熱発電システム(106)
4.4 風力発電装置(110)
4.5 地熱発電装置(116)
4.6 LEDダウンライト(119)
4.7 直管形 LEDランプ(123)
4.8 LED電球(127)
4.9 スマートグリッドシステム(131)
5. 有望電子部品材料[個票編](133)
5.1 パワーモジュール関連部材(135)
5.1.1 IGBT(135)
5.1.2 低耐圧パワーMOS FET(139)
5.1.3 高耐圧パワーMOS FET(143)
5.1.4 SJ FET(147)
5.1.5 SBD(ショットキー・バリア・ダイオード)(151)
5.1.6 SiC SBD(155)
5.1.7 GaN基板(159)
5.1.8 SiC基板(163)
5.1.9 先端ウェーハ(SOI、ZnO)(167)
5.2 太陽光発電関連部材(173)
5.2.1 結晶系太陽電池(単結晶・多結晶)(173)
5.2.2 薄膜系太陽電池(179)
5.2.3 有機薄膜太陽電池(186)
5.2.4 色素増感太陽電池(190)
5.2.5 太陽電池用封止材(195)
5.2.6 太陽電池用シリコンウェーハ(単結晶/多結晶)(199)
5.2.7 太陽電池用ペースト(204)
5.2.8 太陽電池用ターゲット材(209)
5.2.9 太陽電池用バックシート(215)
5.3 蓄電池関連部材(219)
5.3.1 自動車用ニッケル水素電池(219)
5.3.2 民生用リチウムイオン電池(223)
5.3.3 自動車用リチウムイオン電池(228)
5.3.4 家庭用リチウムイオン電池(233)
5.3.5 正極材料(リチウムイオン電池用)(237)
5.3.6 負極材料(リチウムイオン電池用)(243)
5.3.7 電解液(リチウムイオン電池用)(248)
5.3.8 電解質(リチウムポリマ電池用)(253)
5.3.9 セパレータ(リチウムイオン電池用)(257)
5.3.10 電極用バインダ(リチウムイオン電池用)(261)
5.4 燃料電池関連部材(265)
5.4.1 燃料電池(265)
5.4.2 燃料電池電解質(273)
5.4.3 燃料電池電極材料(279)
5.4.4 燃料電池セパレータ(284)
5.5 キャパシタ関連部材(290)
5.5.1 電気二重層キャパシタ(小型)(290)
5.5.2 電気二重層キャパシタ(中大型)(294)
5.5.3 リチウムイオンキャパシタ(299)
5.5.4 電極材料(キャパシタ用)(303)
5.5.5 電解液(キャパシタ用)(307)
5.6 コンデンサ(311)
5.6.1 積層セラミックコンデンサ(311)
5.6.2 アルミ電解コンデンサ(315)
5.6.3 タンタル電解コンデンサ(320)
5.7 エコ照明関連部材(325)
5.7.1 白色LED(325)
5.7.2 有機EL照明(330)
5.7.3 LED照明用拡散板・導光板(334)
5.7.4 蛍光体(340)
5.8 スマートグリッド関連部品(344)
5.8.1 スマートメータ(344)
5.8.2 スマートグリッド用超伝導ケーブル(348)
5.8.3 ナトリウム・硫黄電池(350)
5.9 エネルギーハーベスティング関連部材(354)
5.9.1 エネルギー・ハーベスティングモジュール(354)
5.9.2 熱電変換材料(低温材、高温材)(360)
5.9.3 振動発電材料(364)
5.10 次世代エネルギー関連部材(366)
5.10.1 太陽電池用波長変換材料(366)
5.10.2 熱電変換フィルム(368)
5.10.3 全固体リチウムイオン電池(371)
5.10.4 次世代キャパシタ(374)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2012 有望電子部品材料調査総覧(上巻)

頒価
104,500円(税抜 95,000円)

発刊日
2011年10月17日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
376ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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