◆マルチクライアント調査レポート:2010年02月26日発刊

インフォメーション・ネットワークセキュリティサービス/
ソリューションの現状と将来展望 vol. 8

重要な情報インフラを構成するセキュリティサービス/ソリューションの今後の発展性とユーザニーズの本質を見極める
−調査の背景−
  • 日本経済は2009年を通し混迷を呈しており、企業の設備投資及びIT投資においても凍結・削減、或いは圧縮といった状況が続いている。
  • パンデミック対策含みでの総合的なセキュリティ対策の遅れや、ブラックボックス化しつつあるクラウドコンピューティング環境におけるセキュリティサービス/ソリューションの見極めなど、先行して対応しなければならない大きな課題に対して、同時進行どころか後手に回ってしまっている状況であり、2009年のネットワークセキュリティ対策は沈滞どころか後退したのではないかと思われる程であった。
  • 絞り込んだネットワークセキュリティ投資により、先々のインフォメーション・ネットワークセキュリティ対策についての見直しを迫られる状況が来ることも今後は想定される。これは、サービスのコモディティ化や二極化における弊害としてもクローズアップされるところである。
  • セキュリティ投資状況はというと、2009年1〜3月期と比較して、2010年1〜3月期の方が若干ではあるが活発化してきたといった見方が多いものの、依然としてインフォメーション・ネットワークセキュリティを取り巻く状況は芳しくない。
  • 本年にて8年(8回目)を迎えた今回の調査レポートでは、前述のような厳しい投資環境下でありながら、情報インフラとして重要な位置付けとなっているインフォメーション・ネットワークセキュリティにおけるユーザーニーズの本質を把握し、将来における発展性を見極めることを目的としている。
  • インフォメーション・ネットワークセキュリティビジネスを推進されている企業各位にとって、当調査レポートがご参考になれば幸甚である。
−調査目的−
  • 100年に一度といわれる未曾有の世界同時不況勃発から1年以上が経過したものの、未だトンネルから抜け出せない状態が続いている。
  • IT投資に関しても、2009年を通し抑制傾向が強まっており、セキュリティ分野への投資も必要最小限に絞っているユーザーが少なくない状況となっている。
  • IT分野の主要なインフラとなったセキュリティサービス/ソリューションにおいても、投資の先延ばしや凍結が続いており、ビジネス自体の停滞を招きかねない危険性を孕んでいる。
  • 8年目となった今回の調査企画では、過去のレポートにて取り上げたユーザーに対して追跡調査を行い、現状のインフォメーション・ネットワークセキュリティに対する問題点や要望を浮き彫りにした。そして、セキュリティソリューションベンダ/プロバイダの提供しているメニューやユーザー戦略との擦り合わせを行うことで、今後の明確なビジネスの方向性を提示することに注力している。
    尚、調査のポイントは以下の点において実施した。
    • ユーザニーズの本質(必要度の高いサービス/ソリューション)
    • ソリューションベンダ/プロバイダのビジネス対応の実態
    • 今後の発展が期待できるサービス/ソリューション内容とビジネスの方向性
    • クラウド環境におけるセキュリティビジネスの展望
−調査対象−
ネットワークセキュリティサービス/ソリューションベンダ:20社

ネットワークセキュリティサービス/ソリューション利用ユーザー:30社
−目次−
《エグゼクティブサマリ》(i)
総括編
〈インフォメーション・ネットワークセキュリティサービス/ソリューションの定義〉(1)
1. インフォメーション・ネットワークセキュリティサービス/ソリューションを取り巻く市場環境・構造(2)
2. ビジネス遂行上、必須となるネットワークセキュリティサービスモデル(5)
1) コンサルティングフェーズ(5)
2) 構築・ソリューションフェーズ(7)
3) 運用フェーズ(8)
4) フェーズ横断サービス(10)
3. 主要サービス/ソリューションの概要(12)
1) セキュリティコンサルティング(12)
2) 認証取得支援コンサルティング(18)
3) セキュリティ検査・監査サービス(22)
4) 不正アクセス監視サービス(29)
5) ウイルス監視サービス(33)
6) コンテンツ監視サービス(36)
7) セキュリティ認証サービス(37)
8) ファイアウォール/UPM運用管理サービス(40)
9) ログ統合・管理サービス(43)
10) セキュリティ教育・トレーニングサービス(45)
11) データバックアップサービス(48)
・主要サービスプレイヤー構造(51)
4. サービス/ソリューション別市場規模推移・予測(52)
〈セキュリティコンサルティング〉(54)
〈認証取得支援コンサルティング〉(55)
〈セキュリティ検査・監査サービス〉(56)
〈不正アクセス監視サービス〉(57)
〈ウイルス監視サービス〉(58)
〈コンテンツ監視サービス〉(59)
〈セキュリティ認証サービス〉(60)
〈ファイアウォール/UTM運用管理サービス〉(61)
〈ログ統合・管理サービス〉(62)
〈セキュリティ教育・トレーニングサービス〉(63)
〈データバックアップサービス〉(64)
5. 注目サービス/ソリューションの展望(65)
1) クラウド環境におけるセキュリティビジネスの展望(65)
2) クラウド環境を含めた個別ソリューション(69)
6. ユーザーから見たインフォメーション・ネットワークセキュリティ分野への投資動向(71)
1) 投資のポジショニング(71)
2) 興味のある投資対象分野の内容(73)
サービス/ソリューションベンダ編
〈インフォメーション・ネットワークセキュリティサービス/ソリューションベンダ/プロバイダ一覧〉(75)
コンピュータプロダクツ/サービスベンダ系:5社(81)
セキュリティ専業系:4社(107)
セキュリティコンサルタント系:4社(125)
キャリア、通信系:2社(147)
SI系:5社(159)
−共通調査項目−
〈企業名、所在地、資本金、年商、従業員数、系列〉
1. 自社事業における提供サービス/ソリューションの位置付け
2. 提供しているサービス/ソリューションメニュー、及び実績/計画
3. 注力しているサービス/ソリューションの内容
1) クラウド利用サービスの展開
2) クラウド環境に向けてのサービス/ソリューションの提供
3) その他注力サービス
4. サービス/ソリューション体制及び対応状況
1) 自社組織体制/対応
2) グループ体制/対応
5. 得意としているユーザー分野とその理由
6. サービス/ソリューション提供のための提携・連携戦略
ユーザー編
〈対象ユーザー一覧〉(181)
〈ユーザーまとめ〉(183)
1. セキュリティサービス/ソリューション継続利用状況(183)
2. セキュリティサービス/ソリューション付加内容(184)
3. セキュリティサービス/ソリューション利用経緯(185)
4. 今後利用検討したいセキュリティサービス/ソリューション(186)
5. セキュリティサービス/ソリューション投資のポジショニング(187)
1) 投資レベル(過去から現在を比較して)(187)
2) 投資に対する考え方(現在から将来において)(188)
民間企業(従業員1,000名未満):5件(189)
民間企業(従業員1,000名以上):15件(201)
公共(自治体、大学):10件(233)
−共通調査項目−
〈企業名(団体名)、所在地、業容〉
1. 利用しているネットワークセキュリティサービス/ソリューション
  • サービス/ソリューション内容
  • 利用ソリューションベンダ
  • サービス/ソリューション利用経緯
    −過去、現在−
2. 今後、利用を検討している(検討したい)セキュリティサービス/ソリューション
3. IT投資におけるネットワークセキュリティサービス/ソリューション投資のポジショニングと考え方
   −過去、現在−
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
インフォメーション・ネットワークセキュリティサービス/ソリューションの現状と将来展望 vol. 8

頒価
330,000円(税抜 300,000円)

発刊日
2010年02月26日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
253ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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