◆市場調査レポート:2009年04月27日発刊

2009年 微粉体市場の現状と将来展望

セラミックス系、金属系、プラスチック系微粉体及びナノマテリアルの需要・技術トレンド、
サイズ別需要構造、環境・リサイクル対応状況と応用市場動向の分析
−調査の背景−
  • 微粉体製品はこの半世紀の間に、ミクロンオーダーやナノオーダーなどのサイズメリットを活かして多岐に渡る用途展開が進められてきた。今日ではエレクトロニクス、自動車、医薬品、化粧品など幅広い分野において欠くことのできないキーマテリアルになっている。
  • 末端用途・アプリケーションの技術革新・高機能化に伴い、微粉体自体の微細化や高純度化、新しい機能付与などによる技術改善が日々行われている。また添加・配合による高付加価値化ニーズは、ハイブリッドマテリアルとして高まりを見せつつある。あらゆる材料の高機能化に寄与できる微粉体事業はハイクオリティ事業の一つとして、位置づけられている。
  • 当該レポートにおける微粉体市場の合計市場規模は2008年、191万3,331t/8,268億円であった。世界的な景気後退を背景に数量規模では、前年比82.7%と大きくダウンした。一方で、金額規模は横這いで推移した。これは原材料価格高騰や需給ひっ迫を背景にこれまで大きく値上がりしてきたことが要因とみられる。
  • 2009年は依然として厳しい見通しを強いられており、多くの業界で見通しが立っていない。早ければ2009年下半期、2010年以降に市場が回復していくものと予測し、2012年では210万3,163t/8,646億円と予測した。2008年からの成長率は2012年までに年率2.4%(数量)と緩やかに回復に向かうものと予測される。
  • 本調査企画は、前回調査した「2007年 微粉体市場の現状と将来展望」のデータを追加・見直し、主要応用製品の需要動向を踏まえながら、最新の微粉体・ナノマテリアル市場の現状と将来性、及び材料分析や技術動向、グローバル化動向を明確化することを目的としたものである。
  • 本調査資料が微粉体メーカー及び原料メーカー、販社等関連各位の事業計画策定や製品開発等、マーケティング全般のベースデータとして広く御活用頂けるものと確信している。
−調査目的−
  • 本調査レポートは、セラミックス、金属酸化物、金属、プラスチック/天然高分子、ナノマテリアル、汎用無機材料、その他無機材料等の微粉体製品を取り上げ、市場規模推移及び予測、参入メーカー及びメーカーシェア、価格動向、用途動向、微細化等高機能化の動向、材料技術・ロードマップなどを調査する事で、注目される微粉体市場の現状及び今後の方向性を明確化することを目的とした。
−調査品目−
セラミックス
アルミナ、ジルコニア、炭化ケイ素、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化ホウ素、チタン酸バリウム、中空セラミックス粒子、粉末ガラス
金属酸化物
超微粒子酸化チタン、超微粒子酸化亜鉛、光触媒酸化チタン、酸化インジウム・錫(ITO)、ITO粉末、酸化イットリウム
金属
メタル粉、アルミニウム粉、ニッケル超微粉、タンタル粉、銀粉、銅粉、銅超微粉、貴金属粉末、はんだ粉、タングステン、モリブデン
プラスチック/天然高分子
アクリル、スチレン、ポリエチレン、ナイロン、超高分子量ポリエチレン、EMMA、PAN、ポリウレタン、フェノール、シリコーン、ベンゾグアナミン・メラミン、フッ素樹脂、耐熱有機パウダー、高吸水性樹脂、シルクパウダー
ナノマテ・他
フラーレン、ダイヤモンドパウダー、炭素繊維ミルドファイバー、高純度コロイダルシリカ
汎用無機材料、他
活性炭、炭酸カルシウム、ゼオライト、シリカ(結晶・溶融)、フュームドシリカ、パール粉
注目パウダー応用製品
銀ナノペースト、リチウムイオン2次電池電極材、CMPスラリー、環境浄化触媒、放熱フィラー
−調査ポイント−
1. 製品概要
2. 使用材料動向
3. 資源枯渇・リサイクルとの関連性
4. 主要参入企業一覧
5. 市場規模推移及び予測
6. 価格動向
7. 用途動向
8. メーカーシェア
9. サイズ別需要動向
10. 研究開発・技術動向
11. 競合・棲分状況
12. 世界の需要構造
13. 日本市場の位置付け
14. 今後の方向性
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. 微粉体市場概要(3)
1) 微粉体需要構造(2008年)(3)
2) 全体市場規模推移及び予測(2005年〜2012年予測)(4)
3) 推定世界需要規模(2008年)(6)
2. 材料分類別需要トレンド(7)
1) 全体需要トレンド(7)
2) 材料分類別需要トレンド(8)
(1) セラミックス
(2) 金属酸化物
(3) 金属
(4) プラスチック/天然高分子
(5) ナノマテリアル・他
3) 注目成長品目の位置付け(13)
3. 材料分類別用途構成(2008年)(14)
4. 分野別・品目別技術トレンド(16)
5. 材料技術ロードマップ(20)
6. 微粒子径一覧及び動向(26)
7. 主要エリア別原料産出概要(28)
8. 市場成長率の位置付け(30)
II. 集計編(31)
1. 主要参入メーカー一覧(33)
2. 市場規模推移及び予測(2005年〜2012年予測)(42)
3. 品目別メーカーシェア及び用途別ウエイト(2008年)(52)
4. 価格一覧(62)
III. 品目別市場編(63)
セラミックス
1. アルミナ(65)
2. ジルコニア(73)
3. 炭化ケイ素(77)
4. 窒化アルミニウム(82)
5. 窒化ケイ素(88)
6. 窒化ホウ素(93)
7. チタン酸バリウム(98)
8. 中空セラミックス粒子(104)
9. 粉末ガラス(108)
金属酸化物
10. 超微粒子酸化チタン(112)
11. 超微粒子酸化亜鉛(118)
12. 光触媒用酸化チタン(123)
13. 酸化インジウム・錫(ITO)(130)
14. ITO粉末(135)
15. 酸化イットリウム(138)
金属
16. メタル粉(140)
17. アルミニウム粉(144)
18. ニッケル超微粉(147)
19. タンタル粉(152)
20. 銀粉(156)
21. 銅粉(161)
22. 銅超微粉(166)
23. 貴金属粉末(170)
24. はんだ粉(173)
25. タングステン(178)
26. モリブデン(182)
プラスチック/天然高分子
27. アクリル(185)
28. スチレン(191)
29. ポリエチレン(194)
30. ナイロン(199)
31. 超高分子量ポリエチレン(204)
32. EMMA(207)
33. PAN(209)
34. ポリウレタン(213)
35. フェノール(218)
36. シリコーン(223)
37. ベンゾグアナミン・メラミン(228)
38. フッ素樹脂(233)
39. 耐熱有機パウダー(239)
40. 高吸水性樹脂(243)
41. シルクパウダー(248)
ナノマテ・他
42. カーボンナノチューブ/ファイバー(CNT/CNF)(251)
43. フラーレン(258)
44. ダイヤモンドパウダー(262)
45. 炭素繊維ミルドファイバー(267)
46. 高純度コロイダルシリカ(272)
汎用無機材料、他
47. 活性炭(274)
48. 炭酸カルシウム(279)
49. ゼオライト(284)
50. シリカ(結晶・溶融)(291)
51. フュームドシリカ(297)
52. パール粉(302)
注目パウダー応用製品
53. 銀ナノペースト(304)
54. リチウムイオン2次電池電極(306)
55. CMPスラリー(309)
56. 環境浄化触媒(311)
57. 放熱フィラー(313)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2009年 微粉体市場の現状と将来展望

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2009年04月27日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
314ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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