◆市場調査レポート:2009年02月17日発刊

2009年 ハイブリッドマテリアルの現状と将来展望

有機・無機ハイブリッド、ナノハイブリッドなど次世代複合材料の技術トレンド、市場動向を徹底分析
−調査の背景−
  • ハイブリッドマテリアルは、有機や無機の単独の材料には無い優れた特性、機能の発現が期待できる。このため近年、有機・無機ハイブリッド、ナノハイブリッド化などの研究開発が盛んに行なわれている。
  • エレクトロニクス、自動車、エネルギーなど、次世代に向けて絶え間なくハイテクノロジー化が要求される先端分野を中心に、ブレークスルーをもたらすハイブリッドマテリアルへの期待、注目度は益々高まっている。
  • 本調査資料では異素材の複合・成膜・分散・積層といったハイブリッドプロセッシングに焦点を当てて、ナノスケールを中心とした分散材としての機能付与材料と、これを利用したハイブリッドマテリアルの中で市場が確立しているものを抽出し、これらの技術トレンド、ポテンシャル、市場性を明確化した。
  • その市場規模は2012年予測で、機能付与材料が約6,845億円規模(25品目を集計)と、2008年比約1.3倍の規模を示している。また先端ハイブリッド系製品については2012年予測で約1兆8,868億円規模(集計21品目)、2008年比約1.3倍の規模が予測される。
  • 2009年版では、前回2006年に発刊したものと同様に、主要な機能付与材料、及びエレクトロニクスや自動車分野等に於けるハイブリッド先端製品の動向、今後の方向性の把握を行っている。また、数多くのハイブリッド化のトライアルが行われる中、新たに市場が立ち上がったもの、及び市場の立ち上がりが期待できる有望な市場を中心に抽出している。
  • 本調査資料が関連各社の経営、研究開発、製造、販売等、マーケティング全般のベースデータとして広く御活用頂けるものと確信している。
−調査目的−
  • 本調査は、樹脂系、金属系、セラミックス系などの材料を複合化することより高機能化したハイブリッドマテリアル市場に於いて、主要な機能付与材料、及びエレクトロニクス分野やj自動車分野、エネルギー分野等に於ける先端製品の市場分析、技術トレンドを把握することで、ハイブリッドマテリアル市場の今後の方向性を明確化することを目的とした。
−調査対象−
機能付与材料 22品目、先端ハイブリッド製品 28品目を対象とした。
機能付与材料
メソポーラス材料
メソポーラスシリカ、合成ゼオライト
ナノマテリアル
カーボンナノチューブ(CNT)、カーボンナノファイバー(CNF)、フラーレン、金属ナノ粒子、ナノガラス、ナノダイヤモンド、ナノシリカ、ナノジルコニア、超微粒子酸化チタン、超微粒子酸化亜鉛、光触媒酸化チタン、耐熱有機フィラー
カーボン
メソカーボンマイクロビーズ、カーボンブラック(ケッチェンブラック)、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜
繊維
炭素繊維(PAN系)、パラ系アラミド繊維
ターゲット材
FPD用ITOターゲット材、FPD用酸化亜鉛系透明導電膜材料、FPD用金属系ターゲット材、半導体用ターゲット材
先端ハイブリッド系製品
半導体
層間絶縁膜(Low-k)、High-k
ディスプレイ
FPD用ハイバリアフィルム、有機EL、ACF(異方導電性フィルム)、有機・無機ハイブリッドハードコート、透明導電性フィルム(タッチパネル)
光学
高屈折材料、低屈折材料(反射防止フィルム)
電子部品・配線材料
セラミックコンデンサ、導電性接着剤、銀ナノペースト、銅ナノペースト、インクジェット用インク、放熱シート
エネルギー
リチウムイオン2次電池用正極材料、リチウムイオン2次電池用負極材料、燃料電池用触媒(電極材料)、燃料電池用電解質膜(MEA含む)、燃料電池用セパレータ、太陽電池関連
自動車・医療・包装・他
自動車触媒、CFRP(プリプレグ)、その他繊維系複合材料、ハイブリッド人工骨、ポリマー系ナノコンポジット、発泡PLA、ポリマーアロイPLA
−調査ポイント−
1. 製品概要
2. 主要参入企業一覧
3. 価格動向
4. 市場規模推移及び予測(2005年〜2012年予測)
5. メーカーシェア
6. 用途動向
7. 採用素材状況
8. 材料・技術ロードマップ
9. 研究開発・技術動向
10. 今後の方向性
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. ハイブリッドマテリアルの位置付け(3)
1) 本調査レポートにおけるハイブリッドマテリアルの捉え方(3)
2) 先端ハイブリッド製品とベース材料の分類(4)
3) ハイブリッド製品タイプ別の定義(4)
4) 製品の分類・需要規模の位置付け(5)
2. ハイブリッドマテリアル市場の全体像(6)
1) 市場拡大のシナリオ(6)
2) 全体市場規模推移及び予測(2005年〜2012年予測)(7)
3. 分類別市場規模推移(8)
1) 先端ハイブリッド系製品(8)
2) 機能付与材料(10)
4. 注目ハイブリッド化製品事例(12)
1) ナノハイブリッドによるポリマーの屈折率制御(13)
2) その他注目製品事例(14)
5. 市場有望度ランキング(15)
6. ハイブリッドマテリアル製品と機能付与の相関・分類図(16)
1) ハイブリッドマテリアル分類・相関図(16)
2) 各製品におけるハイブリッドとの関連・位置付け(18)
7. ハイブリッドマテリアルの先端関連取組事例(NEDO)(20)
1) 超ハイブリッド材料技術開発(20)
2) その他ハイブリッド関連プロジェクト(21)
8. 製品の材料技術ロードマップ(22)
II. 集計編(29)
1. 主要参入企業一覧(31)
2. 品目別市場規模推移及び予測(2005年〜2012年予測)(42)
1) 機能付与材料(42)
2) 先端ハイブリッド系製品(46)
3. 品目別メーカーシェア・用途別ウエイト(2008年)(52)
4. 品目別市場成長状況(金額ベース)(63)
III. 品目別市場編
A. 機能付与材料
メソポーラス材料
1. メソポーラスシリカ(67)
2. 合成ゼオライト(70)
微粉体
3. カーボンナノチューブ/ファイバー(73)
4. フラーレン(80)
5. 金属ナノ粒子(84)
6. ナノガラス(88)
7. ナノダイヤモンド(92)
8. ナノシリカ(96)
9. ナノジルコニア(99)
10. 超微粒子酸化チタン(103)
11. 超微粒子酸化亜鉛(108)
12. 光触媒酸化チタン(112)
13. 耐熱有機フィラー(118)
カーボン
14. メソカーボンマイクロビーズ(122)
15. カーボンブラック(ケッチェンブラック)(125)
16. ダイヤモンドライクカーボン膜(129)
繊維
17. 炭素繊維(PAN系)(134)
18. パラ系アラミド繊維(139)
ターゲット材料
19. FPD用ITOターゲット材(143)
20. FPD用酸化亜鉛系透明導電膜材料(147)
21. FPD用金属系ターゲット材(151)
22. 半導体用ターゲット材(156)
B. 先端ハイブリッド系製品
半導体
1. 層間絶縁膜材料(Low-k)(161)
2. High-k(166)
ディスプレイ
3. FPD用ハイバリアフィルム(171)
4. 有機EL(174)
5. ACF(異方導電性フィルム)(179)
6. 有機・無機ハイブリッドハードコート(183)
7. 透明導電性フィルム(187)
光学
8. 高屈折材料(191)
9. 低屈折材料(反射防止フィルム)(194)
電子部材
10. セラミックコンデンサ(198)
11. 導電性接着剤(202)
12. 銀ナノペースト(207)
13. 銅ナノペースト(211)
14. インクジェット用インク(214)
15. 放熱シート(216)
エネルギー
16. リチウムイオン2次電池用正極材料(219)
17. リチウムイオン2次電池用負極材料(224)
18. 燃料電池用触媒(電極材料)(229)
19. 燃料電池用電解質膜(MEA含む)(233)
20. 燃料電池用セパレータ(238)
21. 太陽電池関連(241)
自動車・医療・包装・他
22. 自動車触媒(243)
23. CFRP(プリプレグ)(247)
24. その他繊維系複合材料(252)
25. ハイブリッド人工骨(255)
26. ポリマー系ナノコンポジット(259)
27. 発泡PLA(263)
28. ポリマーアロイPLA(266)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2009年 ハイブリッドマテリアルの現状と将来展望

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2009年02月17日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
269ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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