◆市場調査レポート:2008年06月05日発刊

デジタルAV機器市場マーケティング調査要覧(2008年版)

コンシューマAV機器各製品の現状把握/地デジ普及による製品機能の推移/デジタル化/
AV機器を核としたホームネットワーク化の方向性
−調査の背景−
  • 2007年のコンシューマAV機器市場は“集約”の進んだ年であった。デジタル放送への完全移行を4年後に控え、薄型デジタルTV市場が活況を呈しているが、TVメーカー各社はコスト競争力を強化するためパネル生産/供給関係の集約が進んでいる。有機EL-TVを始めとする新デバイスの開発体制も強化された。また、次世代DVDの規格争いが事実上Blu-ray Discに落ち着き、本格的なフルハイビジョン時代到来の足掛かりとなった。カーAV機器市場ではカーナビゲーションシステムへの機能集約が進んだ。
  • 国内市場は薄型デジタルTVやデジタルカメラ、ポータブルオーディオ関連機器が牽引役となって出荷台数が拡大傾向にあるものの、その一方で急速な低価格化が進み、収益性の確保が難しくなっている。このため、大幅な単価下落を防ぎ、価格以外で訴求ポイントとなるような製品開発が重要となり、TV市場では大型化/フルHDパネル搭載/動画性能の向上、レコーダー市場では次世代化、デジタルカメラ市場ではフルHD化/高画素化/一眼レフの需要開拓等が進んでいる。
  • また、TV/DVDレコーダー/ラックシアター/デジタルビデオカメラ等をネットワーク化し、連携操作やコンテンツ共有、映像/音声設定の最適化を図る“リンク機能”に対応する製品が増加し、大手TVメーカーを中心とするユーザーの囲い込みも進んでいる。
  • 流通チャネルはカメラ/家電量販店を中心としているが、メーカー系列電気店やAV機器専門店、カー用品店等による販売、またホテルや公共施設等の業務ルートも堅調である。また、これまで低価格化を牽引してきたWeb販売に加え、テレビショッピングも台頭してきている。
  • 世界市場でも国内と同様、TV放送のデジタル化に伴い薄型デジタルTV市場が活況を呈している。また、普及率の上昇により先進国で飽和市場を迎えた製品もあるが、中国やアジア、東欧、中南米等の新興国では依然として高い成長率を示している。
  • こうした市場環境を踏まえ、当調査資料では主要AV機器60品目を対象とし、各製品の国内市場動向/製品化トレンド/ネットワーク化動向/流通チャネル動向/参入メーカーの事業展開等をポイントに調査を実施した。うち34品目については、各製品の世界市場動向/地域別構成比/海外メーカーの販売動向等についても調査を実施した。
  • 当調査資料は、デジタル化/ネットワーク化が進むコンシューマAV機器及び情報関連機器市場の現状と今後の方向性を調査することにより、当該ビジネスに関わる各企業の製品開発・販売戦略立案における有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作したものである。
−調査目的−
  • 本調査資料は、デジタル化や次世代に向けた製品化が進むコンシューマAV機器及び情報関連機器市場の現状と今後の方向性を調査することで、当該ビジネスに関わる各企業の製品開発・販売戦略立案における有益なマーケティングデータの提供を目的に制作したものである。
−調査対象品目−
A. 映像機器
表示機器
CRT-TV液晶TVPDP-TV有機EL-TV、SED-TV、プロジェクションTV、デジタルTV、インターネットTV、VTR/DVD一体型TV、HDD内蔵TV、ワンセグTV、ホームプロジェクター、電子ペーパー
映像記録・再生機器
VTRDVDプレーヤーポータブルDVDプレーヤーDVDレコーダー、HDDレコーダー、次世代DVDプレーヤー次世代DVDレコーダー、モバイルAVプレーヤー
入力・撮像機器
デジタルビデオカメラデジタルスチルカメラデジタル一眼レフカメラWEBカメラ
放送受信関連機器
地上デジタル放送チューナー、PC用地上デジタル放送チューナー、CATV-STB、IP-STB、モバイル放送受信機
B. 音響機器
ホームシアターシステム、スピーカー、アンプCD/MDデッキ、チューナー、レコードプレーヤー、システムコンポポータブルCDプレーヤーポータブルMDプレーヤーHDDオーディオシリコンオーディオヘッドフォンマイクロフォン、アクティブスピーカー
C. カーAV機器
カーナビゲーションシステムPNDカーTV、車載用リアモニター、車載用地上デジタル放送チューナー、ヘッドユニット(CD/MD)
D. その他AV/情報関連機器
家庭用ゲーム機(据置型)家庭用ゲーム機(携帯型)携帯電話/スマートフォン、デスクトップPC、ノートPC、ICレコーダー、電子書籍専用端末、ホームプリンタ、デジタルフォトフレーム、メモリーカード
斜掛けについては世界市場動向の把握も行った。
−目次−
I. 総括編(1)
1. デジタルAV機器市場総括(3)
2. カテゴリー別市場動向(5)
1-1) 表示機器(5)
1-2) 映像記録・再生機器(5)
1-3) 入力・撮像機器(6)
1-4) 放送受信関連機器(6)
2) 音響機器(7)
3) カーAV機器(7)
4) その他AV/情報関連機器(8)
5) 記録メディア(8)
3. デジタルAV機器市場トレンド(9)
1) TV放送のデジタル化(9)
2) ホームネットワーク化動向(11)
4. ディスプレイ市場総括(15)
1) 薄型/大画面TV市場推移(15)
2) 薄型化に向けた開発動向(16)
3) 次世代ディスプレイの方向性(16)
4) 各ディスプレイデバイスの市場予測(17)
5. 主要製品別市場分析(18)
1) 表示機器(18)
2) 映像記録・再生機器(24)
3) 入力・撮像機器(28)
4) ホームシアターシステム(32)
5) ポータブルオーディオ(34)
6) カーAV機器(38)
7) 記録メディア(41)
6. カテゴリー別流通チャネル動向(国内、2007年実績)(44)
7. デジタルAV機器の世界市場推移と製品トレンド(47)
1) 調査対象デジタルAV機器の世界市場概況(47)
2) 製品別世界市場動向(49)
II. 集計編(57)
1. 品目別国内市場規模推移(数量/金額:2006〜2012年)(59)
1) 国内市場(59)
2) 輸出(65)
2. 主要AV機器の世界市場規模推移(数量:世界:2006〜2012年)(71)
3. 製品別国内メーカーシェア(数量/金額:2007年)(78)
4. ネットワーク化動向(88)
1) 各規格(端子)の主要機器への搭載状況/利用動向(88)
2) 入出力端子/対応メディア搭載率(89)
III. 個別品目編(95)
A. 映像機器(97)
A-1. 表示機器(97)
A-1-1. CRT-TV(98)
A-1-2. 液晶TV(102)
A-1-3. PDP-TV(106)
A-1-4. 有機EL-TV(110)
A-1-5. SED-TV(114)
A-1-6. プロジェクションTV(116)
A-1-7. デジタルTV(120)
A-1-8. インターネットTV(124)
A-1-9. VTR/DVD一体型TV(128)
A-1-10. HDD内蔵TV(132)
A-1-11. ワンセグTV(136)
A-1-12. ホームプロジェクター(140)
A-1-13. 電子ペーパー(144)
A-2. 映像記録・再生機器(147)
A-2-1. VTR(148)
A-2-2. DVDプレーヤー(152)
A-2-3. ポータブルDVDプレーヤー(156)
A-2-4. DVDレコーダー(160)
A-2-5. HDDレコーダー(164)
A-2-6. 次世代DVDプレーヤー(168)
A-2-7. 次世代DVDレコーダー(172)
A-2-8. モバイルAVプレーヤー(176)
A-3. 入力・撮像機器(181)
A-3-1. デジタルビデオカメラ(182)
A-3-2. デジタルスチルカメラ(186)
A-3-3. デジタル一眼レフカメラ(190)
A-3-4. WEBカメラ(194)
A-4. 放送受信関連機器(199)
A-4-1. 地上デジタル放送チューナー(200)
A-4-2. PC用地上デジタル放送チューナー(204)
A-4-3. CATB-STB(208)
A-4-4. IP-STB(212)
A-4-5. モバイル放送受信機(216)
B. 音響機器(221)
B-1. ホームシアターシステム(222)
B-2. スピーカー(226)
B-3. アンプ(230)
B-4. CD/MDデッキ(234)
B-5. チューナー(238)
B-6. レコードプレーヤー(242)
B-7. システムコンポ(246)
B-8. ポータブルCDプレーヤー(250)
B-9. ポータブルMDプレーヤー(254)
B-10. HDDオーディオ(258)
B-11. シリコンオーディオ(262)
B-12. ヘッドフォン(266)
B-13. マイクロフォン(270)
B-14. アクティブスピーカー(274)
C. カーAV(279)
C-1. カーナビゲーションシステム(280)
C-2. PND(284)
C-3. カーTV(288)
C-4. 車載用リアモニター(292)
C-5. 車載用地上デジタル放送チューナー(296)
C-6. ヘッドユニット(CD/MD)(300)
D. その他AV/情報関連機器(305)
D-1. 家庭用ゲーム機(据置型)(306)
D-2. 家庭用ゲーム機(携帯型)(310)
D-3. 携帯電話/スマートフォン(314)
D-4. デスクトップPC(318)
D-5. ノートPC(322)
D-6. ICレコーダー(326)
D-7. 電子書籍専用端末(330)
D-8. ホームプリンタ(334)
D-9. デジタルフォトフレーム(338)
D-10. メモリーカード(342)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
デジタルAV機器市場マーケティング調査要覧(2008年版)

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2008年06月05日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
344ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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