◆市場調査レポート:2007年02月13日発刊

2007年版 ITS関連市場の現状と将来展望

ITS普及への課題・条件を明らかにし、早期実現へのシナリオを描くITSマップの作成
−調査の背景−
  • 2006年1月、路車間通信を利用したITSを用いることで、世界一安全な道路交通社会を実現するという「IT新改革戦略」が政府から打ち出された。
  • これにより、(1) 2008年までに官民連携した安全運転システムの大規模な実証実験・検証・評価を行う。(2) 2010年度から安全運転支援システムを事故の多発地点を中心に展開し、同システムに対応した車載器の普及を促進するという二つの具体的な目標が掲げられた。
  • ここで大きな転換期を迎えそうなのが、2007年の秋に行われる公道を用いた大規模な実証実験である。今まで自動車の利便性向上に焦点が置かれていたDSRCや、既存のビーコンなどのインフラを利用し、自動車の周囲情報を交換してその情報を安全運転に活用していくのである。この官民が連携した大きな動きが、今後のITSの普及を左右するといっても過言ではない。
  • 民間に目を向けてみても、個別の機器・システムのそれぞれの技術は確立されているものの、それを応用させたサービスの市場に進展がないように思われる。
  • その原因は何なのか、また今後普及させていくためにはどのようにしたらいいのか、現状の問題点・課題点を明確にし、中長期的な観点で展開を見通す必要がある。
  • 当レポートでは、(1) 現状の問題点・課題点を把握しITS普及への条件を明らかにすること、(2) 中長期的な観点で応用分野(サービス等)を見通せるよう、幅広い観点から捉えたITSロードマップを作成する、(3) ITSの鍵となる通信技術の動向を重点的に調査した。また、気になる海外のITS情報をより充実させている。
  • 関連企業・キーマンからのインタビュー、社内データを基に富士キメラ総研が提言するロードマップを作成いたしましたので、本調査が今後のITS事業の参考資料として、関係各位の皆様にご活用頂けるものと確信しております。
    尚、本資料作成にあたり、ご協力いただきました各位に厚く御礼申し上げます。
−調査目的・ポイント−
  • 今回の調査レポートでは、(1) 現状の問題点を把握し、ITS普及への条件を明らかにする、(2) 中長期的な視点で応用分野を見通せるよう、幅広い観点から捉えたITSロードマップを作成する、(3) 市場規模推移とITSロードマップ及び普及へのシナリオを並列してみることによって、市場の拡大の根拠とターニングポイント時期を明らかにする、(4) ITSの普及の鍵となる通信技術の動向を充実させる、(5) 海外のITS情報を充実させる、ことを目的・ポイントとした。
−調査対象品目−
調査対象品目
車載機器・アプリケーション18品目
応用分野15品目
インフラ7品目
通信5品目
−調査項目−
車載機器・アプリケーション・インフラ
1. 製品の定義・概念
2. 参入企業と取扱い製品
3. 市場規模推移(国内/世界;2006年→2015年)
1) 品目全体市場規模
2) 種類・タイプ別市場規模
3) ITS開発分野別市場規模
4) 市場見通し及びその根拠となるアプリケーション・施策動向(2006年〜、2010年〜、2015年〜)
4. メーカーシェア(2006年実績)
5. ITSロードマップ
1) 技術
2) 応用分野
3) 価格
6. 主要企業の開発動向
7. 海外の開発動向とITSへの関わり
8. 普及へのシナリオ
1) 課題・問題点
2) 社会ニーズ
3) 普及のための条件
4) 普及への提言>
応用分野
1. 応用分野の概要
2. 当該分野の市場を捉えるための関連データ
3. 想定される車載機器・デバイス/インフラ別市場動向
4. ITSロードマップ
1) アプリケーション
2) キーデバイス
3) 技術
4) プロジェクト目標・規制動向
5) 社会ニーズ・その他
5. 主要企業・プロジェクトの開発動向
6. 海外状況
1) プロジェクト・団体
2) 実用化状況
3) 研究開発状況
7. 普及へのシナリオ
1) 課題・問題点
2) 社会ニーズ
3) 普及のための条件
4) 普及への提言
通信
1. ITS通信の概要とイメージ
2. 関連データ
3. 通信技術ロードマップ
1) 通信機器
2) 方式
3) 応用分野・アプリケーション
4. 競合通信技術比較(メリット・デメリット)
5. 標準化動向(団体・取り組み等)
6. 海外状況
−調査対象−
電装品メーカー、自動車メーカー等、情報通信/ソフトメーカー、各種関連団体、他
−目次−
I. 総括編(1)
I-1 ITS産業の概況(3)
I-2 ITS関連車載機器(対象14品目)の国内市場及び世界市場(5)
I-2-1) 当該対象品目のワールドワイド販売市場規模推移(2006→2015年)(5)
I-2-2) 当該対象品目の国内販売市場規模推移(2006→2015年)(6)
I-2-3) 市場規模推移グラフ(ワールドワイド販売金額推移:2006→2015年)(7)
I-2-4) 品目別メーカーシェア(国内/ワールドワイド)(8)
I-3 ITS関連車載アプリケーション(対象4品目)の国内市場及び世界市場(11)
I-3-1) 当該対象品目のワールドワイド販売市場規模推移(2006→2015年)(11)
I-3-2) 当該対象品目の国内販売市場規模推移(2006→2015年)(11)
I-3-3) 市場規模推移グラフ(ワールドワイド販売金額推移:2006→2015年)(11)
I-3-4) 品目別メーカーシェア(国内/ワールドワイド)(12)
I-4 ITS関連車載インフラ(対象7品目)の国内市場(13)
I-4-1) 当該対象品目の国内販売市場規模推移(2006→2015年)(13)
I-4-2) 市場規模推移グラフ(国内販売金額推移:2006→2015年)(13)
I-4-3) 品目別メーカーシェア(国内)(14)
I-5 車載機器・アプリケーション・インフラにみる応用分野市場(15)
I-5-1) 車載機器・アプリケーションに見る応用分野別市場(15)
I-5-2) インフラの市場に見る応用分野別市場(15)
I-6 ITS応用分野別ロードマップ(16)
I-6-1) 車載機器・アプリケーション(16)
I-6-2) インフラ(20)
I-6-3) 応用サービス(21)
I-6-4) 通信サービス(27)
I-7 ITS普及のための課題と普及シナリオ(29)
I-7-1) 車載機器・アプリケーション(29)
I-7-2) インフラ(30)
I-7-3) 応用サービス(31)
II. 市場編(33)
II-1 車載機器・アプリケーション(35)
II-1-1) カーナビゲーションシステム(37)
II-1-2) ETC/DSRC(ITS)車載器(50)
II-1-3) GPSモジュール(56)
II-1-4) カーナビゲーションソフト(63)
II-1-5) 車載カメラ(69)
II-1-6) レーダーセンサ(77)
II-1-7) LED(84)
II-1-8) RFID(IC)タグ(90)
II-1-9) Bluetoothモジュール(96)
II-1-10) 電子キー(101)
II-1-11) 車載用衛星ラジオ受信機(106)
II-1-12) 車載用デジタルTV受信機(111)
II-1-13) デジタコ・ドライブレコーダ(115)
II-1-14) ヘッドアップディスプレイ(124)
II-1-15) パーキングアシスト(128)
II-1-16) 車線維持/逸脱警報システム(133)
II-1-17) ACC(追従走行制御システム)(138)
II-1-18) AFSシステム(145)
II-2 インフラ(151)
II-2-1) ETC路側システム(153)
II-2-2) DSRC路側機(160)
II-2-3) 画像式車両感知器(路側カメラ)(165)
II-2-4) 超音波式車両感知器(169)
II-2-5) 光学式車両感知器(光ビーコン)(173)
II-2-6) 電波ビーコン(178)
II-2-7) 光ファイバ(183)
III. 応用分野編(189)
III-1 ITS開発分野(191)
III-1-1) カーナビ応用サービス(193)
III-1-2) DSRC応用サービス(201)
III-1-3) 安全運転支援システム(208)
III-1-4) 交通管理最適化システム(216)
III-1-5) 道路管理効率化システム(223)
III-1-6) 公共交通支援システム(228)
III-1-7) 商用車の効率化システム(233)
III-1-8) 歩行者等支援システム(239)
III-1-9) 緊急車両運行支援システム(245)
III-2 応用分野(251)
III-2-1) 位置情報サービス(253)
III-2-2) VICS(258)
III-2-3) プローブ情報システム(262)
III-2-4) 携帯電話利用サービス(267)
III-2-5) ICタグ利用サービス(271)
III-2-6) 可視光通信(276)
IV. 通信編(281)
IV-1 Car 2 X(283)
IV-1-1) 路車間通信(285)
IV-1-2) 車車間通信(291)
IV-1-3) 人車・人路間通信(296)
IV-2 車載ネットワーク(301)
IV-2-1) 制御・ボディ系車載LAN(303)
IV-2-2) 情報系車載LAN(308)
IV-3 通信のまとめ(313)
IV-3-1) ITS関連の各種無線メディア(315)
IV-3-2) ITS関連の各種無線周波数割当て状況(319)
IV-3-3) ITS関連通信の現状と将来展望(320)
V. 資料編(321)
V-1 海外のITS(323)
V-2 地域ITS(326)
V-3 ITS市場予測のための基礎データ(331)
V-4 ITS関連プロジェクト・団体一覧(336)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2007年版 ITS関連市場の現状と将来展望

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2007年02月13日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
338ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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