◆市場調査レポート:2006年12月25日発刊

2007年版 機能性高分子フィルムの現状と将来展望

エレクトロニクスや食品バリア包装など、末端製品の高付加価値化に貢献する機能性高分子フィルム市場徹底分析
−調査の背景−
  • 機能性高分子フィルムは、ベースとなるプラスチックフィルムの加工、及び蒸着・コーティング等の表面処理やラミネートなどの二次加工技術、または使用材料のハイブリッド化などによる機能性を付与したフィルムである。
  • 強度や耐熱アップなどの機械的特性や電気・電子機能、光学制御機能、ガスバリア性などを付与することで、包装材料から建築用材料、エレクトロニクス材料まで幅広い用途展開が行われている。
  • フィルムに求められる機能要求は年々厳しさを増している。ベースフィルムのグレードアップやハイブリッド化技術などの開発、二次加工処理の高度化などユーザーの要求特性にあったフィルムを供給することにより、当該フィルムの応用展開領域もさらに拡大する傾向がみられる。
  • 今回機能性高分子フィルムの対象として、FPD関連高機能フィルム16品目、エレクトロニクス関連高機能フィルム9品目、バリア機能フィルム13品目、その他機能フィルム13品目の合計51品目を取り上げた。
  • 全体の市場規模は2006年見込みで1兆8,532億円規模を有し、2010年までに2兆8,489億円規模にまで成長すると予測した。近年液晶やPDPなどの市場拡大によりFPD関連高機能フィルムの市場ボリュームが急激に拡大している。またエレクトロニクス関連やバリアフィルムも拡大傾向にあり、その中でもフィルム機能の要求特性の高さとコストのバランスが求められている。
  • 本調査レポートは、前回の2005年版におけるデータを見直すとともに、エレクトロニクス分野から包装材料までの幅広い分野における要求特性やコストバランス、次世代材料技術の開発事例などをまとめ、機能性高分子フィルムの市場動向、将来予測を明らかにすることを目的としている。
  • 当レポートが関連各社の経営、研究、製造、販売等、マーケティング全般に於いてご活用頂けるものと確信している。
−調査目的−
  • 本調査レポートは、FPD関連高機能フィルム、エレクトロニクス関連高機能フィルム、バリア機能フィルム、その他機能フィルムを取り上げ、製品概要、市場規模推移及び予測、用途動向、メーカー動向、材料動向、価格動向、グローバル化動向、研究開発・技術動向などを調査する事で、機能性高分子フィルム市場の現状と将来性を明らかにすることを目的とした。
−調査対象−
FPD関連高機能フィルム
光学制御機能
偏光フィルム
偏光膜保護フィルム(TAC)
位相差フィルム
反射防止フィルム(AR/LR)
反射防止フィルム(AG)
プリズムシート
拡散フィルム(シート)
反射フィルム
多積層フィルム
輝度向上・機能複合フィルム
その他機能
プラスチックフィルム基板
透明導電性フィルム
異方導電性フィルム(ACF)
光学用離型フィルム
表示材用プロテクトフィルム
PDP用電磁波シールドフィルム
エレクトロニクス関連高機能フィルム
半導体
バックグラインドテープ
ダイシングテープ
ダイボンディングフィルム
プリント基板
2層FCCL
ドライフィルムレジスト
FPC用離型フィルム
電池・その他
リチウムイオン電池用セパレータ
フィルムコンデンサ用フィルム
太陽電池封止フィルム
バリア機能フィルム
PVDCコートフィルム
アルミ蒸着フィルム
透明蒸着フィルム
ONY系共押出フィルム
EVOH共押出OPPフィルム
PVAコートOPPフィルム
アクリル酸系樹脂コートフィルム
ハイブリッドバリアコートフィルム
ナノコンポジットコートフィルム
ナノコンポジットナイロンフィルム
高機能鮮度保持フィルム
防湿フィルム(PCTFEフィルム)
脱酸素/酸素吸収フィルム
その他機能フィルム
ウインドウフィルム(建材用)
紫外線劣化防止フィルム(PVF)
セルフクリーニングフィルム(光触媒機能)
ETFEフィルム
通気性フィルム
イージーピールフィルム
方向性フィルム(直線カット性)
手切れ性フィルム
防曇フィルム(OPP)
防錆フィルム
表面保護フィルム(建材他)
グリーンプラフィルム・シート(PLA系)
グリーンプラフィルム・シート(化石由来系他)
−調査ポイント−
1. 製品概要
2. 主要参入企業一覧
3. 価格動向
4. 市場規模推移及び予測
5. メーカーシェア
6. 用途動向
7. 競合・棲み分け状況
8. 使用材料動向
9. 新製品開発・技術動向
10. 海外動向
11. 今後の方向性
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. 機能性高分子フィルム市場概要(3)
1) 需要構成及び調査対象範囲(3)
2) 全体市場規模推移及び予測(2003年〜2010年予測)(4)
3) 機能・分野別市場動向(5)
4) 市場及び成長率による品目の分類、方向性(6)
2. 分野別需要分析(8)
1) FPD関連高機能フィルム(8)
2) エレクトロニクス関連高機能フィルム(10)
3) バリア機能フィルム(12)
3. 品目別平均成長率の位置づけ(14)
4. 品目別平均成長率ランキング(15)
5. ベース材料及び機能付与技術の概要(16)
1) ベース材料(16)
2) 機能付与技術(17)
3) 品目別採用素材・技術一覧(18)
4) 主要ベースフィルム成膜・二次加工一覧(19)
II. 集計編(21)
1. 主要参入企業一覧(23)
2. 品目別市場規模推移及び予測(2003年〜2010年予測)(30)
3. 品目別メーカーシェア及び用途別ウエイト(2006年見込み)(39)
4. 品目別日本及び海外の需要・生産状況(49)
5. 品目別価格一覧(53)
III. 品目別市場編(55)
FPD関連高機能フィルム
光学制御機能
1. 偏光フィルム(57)
2. 偏光膜保護フィルム(TAC)(63)
3. 位相差フィルム(69)
4. 反射防止フィルム(AR/LR)(76)
5. 反射防止フィルム(AG)(81)
6. プリズムシート(85)
7. 拡散フィルム(シート)(90)
8. 反射フィルム(95)
9. 多積層フィルム(99)
10. 輝度向上・機能複合フィルム(104)
その他機能
11. プラスチックフィルム基板(107)
12. 透明導電性フィルム(112)
13. 異方導電性フィルム(ACF)(117)
14. 光学用離型フィルム(122)
15. 表示材用プロテクトフィルム(125)
16. PDP用電磁波シールドフィルム(131)
エレクトロニクス関連高機能フィルム
半導体
17. バックグラインドテープ(134)
18. ダイシングテープ(138)
19. ダイボンディングフィルム(143)
プリント基板
20. 2層FCCL(147)
21. ドライフィルムレジスト(152)
22. FPC用離型フィルム(157)
電池・その他
23. リチウムイオン電池用セパレータ(161)
24. フィルムコンデンサ用フィルム(167)
25. 太陽電池封止フィルム(172)
バリア機能フィルム
26. PVDCコートフィルム(175)
27. アルミ蒸着フィルム(180)
28. 透明蒸着フィルム(185)
29. ONY系共押出フィルム(193)
30. EVOH共押出OPPフィルム(198)
31. PVAコートOPPフィルム(203)
32. アクリル酸系樹脂コートフィルム(208)
33. ハイブリッドバリアコートフィルム(212)
34. ナノコンポジットコートフィルム(217)
35. ナノコンポジットナイロンフィルム(222)
36. 高機能鮮度保持フィルム(227)
37. 防湿フィルム(PCTFEフィルム)(232)
38. 脱酸素/酸素吸収フィルム(234)
その他機能フィルム
39. ウインドウフィルム(建材用)(238)
40. 紫外線劣化防止フィルム(PVF)(242)
41. セルフクリーニングフィルム(光触媒機能)(246)
42. ETFEフィルム(250)
43. 通気性フィルム(253)
44. イージーピールフィルム(257)
45. 方向性フィルム(直線カット性)(262)
46. 手切れ性フィルム(267)
47. 防曇フィルム(OPP)(268)
48. 防錆フィルム(272)
49. 表面保護フィルム(建材他)(274)
50. グリーンプラフィルム・シート(PLA系)(278)
51. グリーンプラフィルム・シート(化石由来系他)(284)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2007年版 機能性高分子フィルムの現状と将来展望

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2006年12月25日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
289ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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