◆市場調査レポート:2005年08月23日発刊

2005 光産業予測便覧(Vol. 1)

光通信用部品材料編
回復の兆しをみせるWDM市場と過熱するFTTH市場を徹底調査
−調査の背景−
  • 光通信関連市場は2004年に市場は完全に回復基調入ったと見られます。要因としては、Ethernet系市場の拡大、日本から始まったFTTH市場の北米、アジア地域への広がり、それに伴うMetro系WDM市場の伸び、などが挙げられます。

  • Metro市場の伸びは、光インターフェースモジュール、光アンプモジュールといったキーデバイス需要を喚起し、光通信用部品材料市場全体を活性化させました。光インターフェースモジュールでは、Metro用SDH/SONETにEthernet系の1.25Gbpsが搭載されるなど、テレコムとデータコムの垣根が無くなりつつあります。光アンプモジュールも2003年の底を脱しました。

  • FTTHは、日本においてGE-PON需要が広がりました。1.25Gbps Bi-diモジュールは台湾製、中国製が中心です。台湾メーカーなどは、今後光アンプモジュール、光カプラなどでFTTH市場への参入も計画しています。日本におけるFTTH市場は2007年には減少の方向に進むと見られていますが、今後は北米、韓国、台湾でのFTTHが注目されています。

  • Long Haul系は相変わらず低迷しており、DWDM関連市場の本格的回復はしばらく先になると見られています。しかし、海底ケーブル市場が動きを見せており、一部のシステムベンダの伝送装置では、WDMによるチャネルが満杯になるなど、Long Haul市場も回復の兆しが見えてきています。本格的回復は2007年以降と考えられます。

  • 「2005光産業予測便覧Vol.1」では、上記のような海外動向にも注力し、光通信関連の装置、光アクティブデバイス、光パッシブデバイス、光ファイバ、光回路デバイス、マテリアル、測定機/製造装置を中心に市場調査を行なっております。この資料を関係各位の今後の事業戦略を立案展開されるにあたり、役立てていただくことを切に望みます。

  • また、最近は光通信用以外の部品・材料へのご要望も多く、今回は前回同様Vol. 1とVol. 2に分冊しVol. 1を「光通信用部品材料編」、Vol. 2を「AV・OA・医療機器用部品材料編」といたしました。「2005光産業予測便覧Vol. 2」もご活用いただければ幸いです。


−調査目的−
  • 光通信関連市場は、長い低迷期をようやく脱し、緩やかな回復基調を見せている。その要因には、Ethernet系市場の拡大、FTTH市場の成長、それに伴うMetro系WDM市場の伸びなどが挙げられる。

  • 本調査資料は、光通信市場を中心に、光伝送装置、光アクティブデバイス、光パッシブデバイス、光ファイバ、光回路デバイス、マテリアル、測定機製造装置の市場動向について調査し、当該事業展開のための有望な情報を提供することを目的とした。


−調査対象品目−
1. 光伝送装置8品目
2. 光アクティブデバイス11品目
3. 光パッシブデバイス8品目
4. 光ファイバ3品目
5. 光回路デバイス8品目
6. マテリアル8品目
7. 測定機/製造装置8品目

−目次−
1. 光通信関連市場の将来展望(1)
1.1 総括(3)
1.2 光伝送装置のコンポーネンツ/デバイス構成図(5)
1.3 製品分野別ワールドワイド市場規模推移/予測(9)
2. 光通信関連市場の周辺動向(11)
2.1 北米の市場と生産(13)
2.2 欧州の市場と生産(15)
2.3 アジアの市場と生産(17)
2.4 日本の市場と生産(19)
3. 新技術/新市場の動向(21)
3.1 FTTHのワールドワイドキャリア概況(23)
3.2 GE-PON用光コンポーネント・デバイスの動向(28)
3.3 トリプルプレイ技術の動向(46)
3.4 コアネットワークの動向(47)
3.5 10G光インターフェースモジュールの動向(50)
3.6 台湾の光通信部品関連市場(54)
4. 光通信用装置・デバイス・マテリアルの集計と分析(65)
4.1 光伝送装置(67)
4.2 光アクティブデバイス(72)
4.3 光パッシブデバイス(88)
4.4 光ファイバ(97)
4.5 光回路デバイス(101)
4.6 マテリアル(107)
4.7 光測定機/製造装置(116)
5. 品目別市場動向(125)
5.1 光伝送装置(127)
5.1.1 SDH/SONET(127)
5.1.2 DWDM伝送装置(130)
5.1.3 CWDM伝送装置(134)
5.1.4 OXC(138)
5.1.5 メディアコンバータ(142)
5.1.6 B-、 E-、GE-PONシステム(145)
5.1.7 ルータ(153)
5.1.8 LANスイッチ(156)
5.2 光アクティブデバイス(160)
5.2.1 光インターフェースモジュール(160)
5.2.2 光データリンク(光源LED)(175)
5.2.3 Bi-di光モジュール(182)
5.2.4 LDモジュール(10G)(186)
5.2.5 PDモジュール(10G)(194)
5.2.6 励起レーザ(Pumps)(200)
5.2.7 LN光変調器(206)
5.2.8 ペルチェ素子(LDモジュール用)(210)
5.2.9 光通信用LDチップ(≦2.5G)(213)
5.2.10 光通信用PDチップ(≦2.5G)(221)
5.2.11 光アンプモジュール(226)
5.3 光パッシブデバイス(230)
5.3.1 MUX/DEMUX(230)
5.3.2 光アイソレータ(235)
5.3.3 光カプラ/スプリッタ(241)
5.3.4 スペシャルティファイバ(248)
5.3.5 固定光減衰器(253)
5.3.6 光スイッチ(256)
5.3.7 光通信用レンズ(261)
5.3.8 光通信用誘電体多層膜フィルタ(269)
5.4 光ファイバ(273)
5.4.1 ドロップケーブル(273)
5.4.2 石英光ファイバ(277)
5.4.3 プラスチック光ファイバ(281)
5.5 光回路デバイス(285)
5.5.1 PLC基板(シリコン基板)(285)
5.5.2 光ファイバーコード(288)
5.5.3 光コネクタ(プラグ)(292)
5.5.4 光フェルール(296)
5.5.5 光アダプタ(300)
5.5.6 V溝基板(304)
5.5.7 光ファイバアレイ(308)
5.5.8 光通信用IC(312)
5.6 マテリアル(316)
5.6.1 石英光ファイバ用ガス材料(316)
5.6.2 光ファイバコーティング材料(322)
5.6.3 プラスチック光ファイバ材料(326)
5.6.4 光通信デバイス用接着剤(329)
5.6.5 各種光学結晶(333)
5.6.6 LN/LT(339)
5.6.7 ジルコニア(345)
5.6.8 化合物半導体(InP)(348)
5.7 光測定機/製造装置(351)
5.7.1 光スペクトラムアナライザ(351)
5.7.2 OTDR(355)
5.7.3 光パワーメータ(359)
5.7.4 測定用光源(363)
5.7.5 測定用可変光減衰器(367)
5.7.6 OPMユニット(WDMモニタ)(371)
5.7.7 光ファイバ融着接続機(374)
5.7.8 光コネクタ研磨機(379)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2005 光産業予測便覧(Vol. 1)

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2005年08月23日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
382ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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