◆市場調査レポート:2003年05月19日発刊

デジタルAV機器市場マーケティング調査要覧(2003年版)

デジタルAV各機器(ホーム&パーソナル)のマーケット推移/利用形態〜
ブロードバンド・ユビキタスネットワークによるAV機器市場の将来展望
−調査の背景−
  • 国内AV機器市場は、アナログからデジタル対応機への移行が急速に進み、各機器間のネットワーク利用が促進されている。衛星デジタル放送が開始され、2003年12月からは、大都市エリアより地上波デジタル放送開始が予定されている。また家庭内でのパソコン利用が一般化され、ADSLサービス加入者は既に700万件を突破するなど、インターネットのブロードバンドサービスも本格化している。映像コンテンツの入手が放送・通信(IPネットワーク)と多岐にわたり、本格的なデジタルAV機器の普及が行なわれる見込みである。

  • 映像機器は、デジタルテレビ、フラットパネルテレビやDVDレコーダーが市場を牽引している。映像記録装置は、書き換え型DVDやHDDレコーダーの登場により、ビデオホームサーバーへの道が開かれてきた。限られた時間の中で、コンテンツの選択をいかに効率よく行うかをふまえた商品である。またデジタルカメラは、2002年620万台に達した。パソコンによる画像編集やプリンターによる出力保存と銀塩カメラに代替する市場に成長した。音響機器は、MDディスク搭載システムコンポとポータブルMDが連動してユーザーが利用し、ポータブル商品が安定した市場となっている。

  • 情報・通信機器は、ビジネス向けパソコンが低迷している中でコンスーマパソコンが2002年520万台規模となった。その内AVパソコンは90万台DVDマルチドライブ搭載でDVDビデオ鑑賞やDVDによるビデオ編集が可能となった。携帯電話は、7,500万件の契約数に達し第3世代機へ移行しつつある。動画伝送により新しい楽しみ方とユビキタス社会への対応機器等高機能化が進んでいる。

  • 2003年はブロードバンドインフラが、家庭内に一層普及する事により、パソコンを中心としたネットワークスタイルと来たる地上波デジタル放送の開始に向け映像蓄積によるTVからのネットワークスタイルの形がユーザーによって選択される時期がきたと言える。今後AV機器が有線/無線をとわず家庭内でネットワーク化され、コンテンツ利用の形態も変化していくものと考えられる。

  • 当企画はデジタル化が進むホームAV各機器の旧製品から新製品までの市場動向を調査することにより、市場及び製品のトレンド・今後の方向性把握を行った。また、インフラを含めた各機器間のネットワーク化・利用形態を明確化することにより、当該市場・製品の関連企業各社における有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作したものである。

−調査目的−
  • AV機器市場はデジタル地上波放送開始や長時間録画・蓄積が可能なDVD/HDDメディアの普及拡大、IEEE1394やIEEE802.11xによる家庭内LAN環境が整備される中で、デジタル及びネットワークに対応した製品へのシフトが予測される。

  • 当調査は、デジタル化に加え、ホームネットワーク化が進むホームAV・PC関連機器市場の現状と方向性を調査することで、当該ビジネスに関わる各企業において有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作したものである。

−調査対象項目−
1)ハード

(1) 映像機器(22品目)
(2) 音響機器(17品目)
(3) ゲーム・エンターテインメント機器(2品目)
(4) 情報・通信機器(14品目)
(5) カーAV機器(5品目)

2)記録メディア(10品目)
今回対象とした製品については、ビジネスルート、コンシューマルートで販売された市場全体を対象とした。その為、すべてがホーム市場で販売された実績ではないものとする。

−目次−
()内は掲載ページ
I. 総括編

1. ホームAV機器の市場概況(3)
1)カテゴリー別市場規模推移(2001〜2005年、2010年:国内、金額)(3)
2)ホームAV機器の市場トレンド(4)

2. ホームAVネットワークの普及と今後の方向性(6)
1)AVネットワーク化/普及のポイント(6)
2)インフラの方向性(7)

3. ホームAV機器の市場規模推移(2001年〜2005年、2010年:数量、金額)(8)
1)市場規模推移(8)
  (1) 国内(輸入分含む)(8)
  (2) 輸入(国内:内数)(15)
  (3) 輸出(20)
2)カテゴリー別市場予測(26)
3)新ディスプレイデバイスの方向性(有機EL等)(32)

4. 品目別メーカーシェア(2002年:国内、数量、金額)(33)

5. ホームAV機器のネットワーク化への対応(46)
1)映像機器(46)
2)音響機器(53)
3)ゲーム/エンターテインメント機器(55)
4)通信機器(56)
5)情報機器(57)
6)カーAV機器(市販市場)(58)

6. 記録メディアの方向性(59)
1)メディアタイプ別対応機器状況(59)
2)記録メディアの市場予測(60)

7. ホーム市場における映像・情報ネットワーク環境の方向性(62)
1)概要(62)
2)ホームAV機器の利用予測(63)
  (1) リビング(家族の共用スペースでの利用)(63)
  (2) パーソナル(個室による個別空間での利用)(64)
  (3) モバイル(ホーム全体・外出先への携帯利用)(65)

II. 個別品目編

A. 映像機器
A−1 カラーTV全体市場(71)
A−1−1 CRT−TV(73)
A−1−2 液晶−TV(76)
A−1−3 PDP−TV(79)
A−1−4 リアプロジェクションTV(82)
A−1−5 ポータブルTV(据置型)(85)
A−1−6 インターネットTV(88)
A−2 ホームプロジェクター(91)
A−3 DVDプレーヤー(96)
A−4 DVDレコーダー(100)
A−5 ポータブルDVDプレーヤー(105)
A−6 VTR/DVD一体型プレーヤー(109)
A−7 VTR(113)
A−8 デジタルVHS(117)
A−9 Blu−rayレコーダー(121)
A−10 ホームサーバー(123)
A−11 ビデオカメラ(アナログ/デジタル)(127)
A−12 デジタルスチルカメラ(131)
A−13 ウェアラブルディスプレイ(136)
A−14 BS/CSチューナー(138)
A−15 CATVホームターミナル(141)
A−16 ヘッドマウントディスプレイ(144)


B. 音響機器
B−1 ホームシアターシステム(147)
B−2 AVコンポーネント(151)
B−2−1 アンプ(154)
B−2−2 CDプレーヤー(据置型)(157)
B−2−3 MDデッキ(160)
B−2−4 チューナー(163)
B−2−5 レコードプレーヤー(165)
B−2−6 スピーカー(168)
B−3 システムコンポ(DVD/CD/MD)(171)
B−4 システムコンポ(CD/HDD)(175)
B−5 ポータブルオーディオ(CD/MD)(179)
B−6 シリコン/HDDオーディオ(184)
B−7 ヘッドフォンステレオ(189)
B−8 ラジカセ(192)
B−9 ラジオ(195)
B−10 ヘッドフォン(198)
B−11 マイクロフォン(201)


C. ゲーム/エンターテインメント機器
C−1 家庭用ゲーム機(207)
C−2 家庭用ロボット(211)


D. 通信/情報機器
D−1 パーソナルコンピュータ(217)
D−1−1 デスクトップパソコン(219)
D−1−2 ノート/サブノートパソコン(221)
D−1−3 AVパソコン(224)
D−2 PDA(227)
D−3 携帯電話(230)
D−3−1 カメラ付携帯電話(232)
D−3−2 第三世代携帯電話(234)
D−4 PHS(236)
D−5 IP電話(239)
D−6 パーソナルファクシミリ(240)
D−7 ホームプリンタ(243)
D−8 ICレコーダー(247)
D−9 PCカメラ(250)
D−10 無線LANシステム(253)


E. カーAV機器(市販市場)
E−1 カーTV(259)
E−2 カーナビゲーションシステム(262)
E−3 カーステレオ(CD)(266)
E−4 カーステレオ(MD)(269)
E−5 カーDVD(272)


F. 記録メディア
F−1 メモリースティック(277)
F−2 SDメモリーカード(280)
F−3 コンパクトフラッシュ(283)
F−4 スマートメディア(285)
F−5 マルチメディアカード(287)
F−6 DVD(290)
F−7 CD(293)
F−8 ビデオテープ(295)
F−9 8mm/デジタルビデオテープ(298)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
デジタルAV機器市場マーケティング調査要覧(2003年版)

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2003年05月19日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
300ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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