◆市場調査レポート:2002年08月09日発刊

2002 カード市場マーケティング要覧「市場編」

磁気・ICカード/材料/関連機器市場の現状と将来展望
−調査の背景−
  • 弊社では毎年「カード市場マーケティング要覧」と題して、磁気カード、ICカード、カード材料、カード関連機器及びRFIDの市場動向を調査し資料としてまとめている。2002年版は全2巻構成で制作することとし、まずこれらについて「市場編」としてまとめた。対象品目は時流にあわせ若干の入れ替えを行っているが、内容や構成は基本的に従来の「カード市場マーケティング要覧」に準じた資料としている。新たに「市場編」とは別に「ICカードビジネス編」を制作する。これは、ICカード市場が明らかに2001年から本格的に立ち上がってきたことで、ICカードに焦点を当て広範にかつ深く掘り下げたデータ・市場分析が読者にとって関心のあるところであると思われ、また、弊社においてもICカードについてより中身の濃い分析が行えると考えたからである。

  • ICカード市場拡大が顕著になっていることに伴い、これまでのカード市場が大きく変わろうとしている。2001年、ICカード市場が本格的に立ち上がったと前述した。ICクレジットカードの発行開始、JR東日本・Suicaの運用スタート、3G携帯電話サービス(FOMA)開始の他、CS/BSデジタル放送、ETCサービスといった新たなアプリケーションが軌道に乗り始めた。この他にも電子政府を見据えた「IT装備都市研究事業」の実施、入退・ネットワークアクセス管理においてセキュリティを重視する企業・団体の増加等、需要拡大は明白である。アプリケーションの増加でIC容量を活用した多機能ICカード実現にも期待が高まる。一方で、全面磁気(プリペイド)カードは鉄道分野やギフト需要が堅調に推移しているものの、ハイウェイカードやテレホンカード、パチンコカード等が需要減退し全体として市場は縮小していくと見られる。それに伴う材料、機器市場も対応が迫られている。IC化によるカード発行者側、利用者側における様々なメリット享受の他、21世紀に求められる省資源、環境保護の面からも使い捨てカードを大量に消費するカード社会は古いものになってきている。

  • 当該資料は磁気カード、ICカード、カード材料、カード関連機器及びRFID市場の現状を把握し、今後の市場予測を行うものである。当該資料が参入各社にとって、今後のカードビジネス展開において有益なマーケティングデータの一助となれば幸いである。最後になったが、当該資料制作にあたり、ご多忙中にも関わらず快く取材に応じて頂いた各社の担当者方々には深謝する次第である。

−調査目的−
  • 弊社はこれまで「カード市場マーケティング要覧」として磁気/ICカード、カード材料/関連機器及びRFIDの市場分析を行ってきたが、各分野・用途においてICカード化が展開される中で、更に内容の充実を図ることとした。

  • 「市場編」「ICカードビジネス編」の全2巻とし、「市場編」では従来通りカード、材料/関連機器及びRFIDの市場動向をまとめ今後の市場予測を行い、「ICカードビジネス編」ではICカード・アプリケーションごとの展開状況をまとめるとともに、その方向性を明らかにすることを目的とした。

  • カードビジネス参入各社のビジネス展開において、有益な基礎データを提供することを目的に制作している。

−調査対象品目−
1)カード材料

2)カード関連機器

3)カード
(1) プリペイドカード
(2) 磁気ストライプカード
(3) ポイント/リライトカード

4)RFID

−目次−
()内は掲載ページ
I. 総括編(1)

1. カード関連市場総括(3)

2. カード関連製品別市場規模推移と予測(2000年〜2006年)(5)
1)全体市場(金額)(5)
2)カード別市場(数量)(5)
3)カード材料(数量・金額)(8)
4)カード関連機器(数量・金額)(10)
5)カード(12)
  (1) プリペイドカード(12)
  (2) 磁気ストライプカード(15)
  (3) ポイント/リライトカード(18)
  (4) ICカード(20)
6)RFID(21)

3. カード別市場分析(22)
1)カード材料(22)
2)カード関連機器(26)
3)プリペイドカード(30)
4)磁気ストライプカード(33)
5)ポイント/リライトカード(40)
6)ICカード(43)
7)RFID(47)

4. カード関連製品別ウェイトと予測(2001年・2005年)(49)
1)カード材料(金額ベース)(49)
2)カード関連機器(金額ベース)(49)
3)カード(49)
(1) プリペイドカード(数量ベース)(49)
(2) 磁気ストライプカード(数量ベース)(50)
(3) ポイント/リライトカード(数量ベース)(50)
(4) ICカード(数量ベース)(51)
4)RFID(数量ベース)(51)

5. カード関連製品別伸長比較(52)
1)カード材料(52)
2)カード関連機器(53)
3)カード(55)
4)RFID(59)

6. カード関連製品別メーカーシェア(60)
1)カード材料(60)
2)カード関連機器(62)
3)カード(64)
4)RFID(69)

7. 参入企業一覧(70)

II. 個別市場編(79)

A. カード材料(81)
1. PET樹脂(82)
2. PVC樹脂(84)
3. PET−Gフィルム・シート(86)
4. 磁性材(記録層)(88)
5. 磁気テープ(90)
6. プリペイドカード磁気原反(92)
7. 磁気ストライプカード原反(94)
8. ホログラム(96)
9. ICチップ(97)

B. カード関連機器(99)
1. プリペイドカードリーダ(100)
2. 磁気/ICカードリーダ・ライタ(101)
3. リライトカードリーダ・ライタ(103)
4. プリペイドカード販売機(105)
5. カード発行システム(107)
6. フォトIDカードプリンタ(109)
7. カード決済端末(111)
8. ATM・CD(113)
9. ICカードチャージ機(115)
10. ETC車載器(117)

C. カード(119)
a. プリペイドカード(120)
a-1. JR東日本・イオカード(120)
a-2. パスネットカード(122)
a-3. スルッとKANSAIカード(124)
a-4. 鉄道・地下鉄カード(126)
a-5. バス共通カード(首都圏)(128)
a-6. バスカード(130)
a-7. ハイウェイカード(132)
a-8. テレホンカード(134)
a-9. 携帯電話用プリペイドカード(136)
a-10. クオカード(138)
a-11. 図書カード(140)
a-12. ふみカード(142)
a-13. 施設内食堂カード(144)
a-14. パチンコカード(146)
a-15. 商店街カード(148)

b. 磁気ストライプカード(149)
b-1. クレジットカード(銀行系)(149)
b-2. クレジットカード(流通系)(152)
b-3. クレジットカード(信販系)(154)
b-4. クレジットカード(その他)(156)
b-5. キャッシュカード/デビットカード(158)
b-6. 社員証/学生証(162)
b-7. 会員カード(流通分野)(164)
b-8. 会員カード(サービス分野)(166)
b-9. 会員カード(アミューズメント分野)(168)
b-10. 会員カード(交通分野)(170)
b-11. 会員カード(医療分野)(172)

c. ポイント/リライトカード(174)
c-1. ポイント/リライトカード(全体市場)(174)
c-2. サーマルリライトカード(PET製)(177)
c-3. サーマルリライトカード(PVC製)(180)
c-4. サーマルリライトカード(PET−G製)(182)
c-5. 磁気カプセルタイプリライトカード(185)
c-6. 磁気粉タイプリライトカード(187)

d. ICカード(188)
d-1. ICカード(接触・非接触・一体型)合計(188)
d-2. 接触式ICカード(190)
d-3-1. 非接触式ICカード合計(193)
d-3-2. 非接触式・近接型ICカード(TypeA)(196)
d-3-3. 非接触式・近接型ICカード(TypeB)(198)
d-3-4. 非接触式・近接型ICカード(FeliCa)(200)
d-4. 接触/非接触一体型ICカード(202)

D. RFID(205)
a. RFIDの概要(206)
b. 方式別市場動向(208)
b-1. 電磁誘導方式(13.56MHz)(208)
b-2. 電磁誘導方式(120〜150KHz)(210)
b-3. 電磁結合方式(400〜530KHz)(212)
b-4. マイクロ波方式(2.45GHz・有電池)(214)
b-5. マイクロ波方式(2.45GHz・無電池)(216)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2002 カード市場マーケティング要覧「市場編」

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2002年08月09日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
217ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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