◆市場調査レポート:2002年01月22日発刊

2002 デジタルプリンティングビジネス調査要覧

成功する“デジタルフォトプリントビジネス”のために
−調査の背景−
  • この資料は「デジタルフォトプリント」に焦点を当てて制作した資料である。大きく「デジタルフォトプリント」サービス/スタイルの動向と、プリンタハード/サプライ市場の二つを柱として構成している。「デジタルフォトプリント」サービス/スタイルには、(1)ホームプリント、(2)モバイルプリント、(3)デジタルミニラボ、(4)インターネットプリント、及び(5)MMK(マルチメディアキオスク端末)、の五つを取り上げそれぞれの現状の動向と今後の予測を行った。詳しくは資料中の各箇所をご覧頂きたい。単価下落が懸念されるもののデジタルカメラ市場の高成長が続き、今後はデジタルカメラの「銀塩カメラライク化」が強まると予測される。すなわち、今後はEメールヘの添付やオンラインアルバム等の利用に加え、カメラ本来の目的である「写真に残す」手順が主流になっていくだろう。

  • デジタルカメラが普及し年々プリントするユーザーが増加しているとはいえ、まだまだごく少数派であり、従って現在のデジタルフォトプリントに対する意見はマイノリティのものと見ている。今後、デジタルカメラによる銀塩カメラの置き換えが進み、多数派によるカメラ本来のプリント需要の本格化以降が本当の「デジタルフォトプリント」と言える。現在、上記のようなプリント手段が提供されているが、インクジェットプリンタを用いたホームプリンタ以外は一般ユーザーの間で認知さえ進んでいない。ホームプリントでさえ現在は一部のパソコンユーザーが行うのみで、一般的な利用者にとってはとても使いやすいとは言えない。数年後には現在のホームプリントなど極めてプリミティブに思えるだろう。

  • 一般的なデジカメユーザーはデジタルフォトプリントにまず利用の手軽さ、簡便さを求めている。その上で、それぞれの好みに応じたプリントサービス/スタイルを選択するだろう。写真であるから画質や保存性などプリント品質に劣るものは淘汰される。他方、懸念されるのはデジカメでは好きなショットしかプリントしなくなり、プリント総数の減少が予想されることだ。単なる銀塩写真市場の置き換えだけでは面白みがなく、それ以上の市場拡大は見込めない。デジタルフォトプリント市場にはプリント手段の提供に加えて、プリントを促すための用途提案が望まれる。携帯電話で画像を扱う「写メール」サービスが思わぬ大ヒットとなった。国内のユーザーは魅力的なサービスをいつも期待しているのである。

  • デジタルフォトプリント需要獲得を目指す参入企業各社において、本資料のどこかで僅かでもビジネスチャンスのヒントを見つけて頂きたい、と思い本資料を制作した。本資料が関係各社の有益な資料となれば幸いです。最後に本資料の作成にあたりこころよく取材にご協力頂きましたメーカー担当者各位に深くお礼を申し上げます。

−調査目的−
  • 本調査レポートにおいては、国内市場のプリント方式別のハード/サプライの市場規模/動向とデジタルフォトプリントから始まった多様なプリントスタイル別の市場動向をまとめ今後の市場予測を行い、プリンティングビジネス全体の位置付け/方向性を示すことを目的とした。

−調査対象−
1. プリントスタイル

ホームプリント
デジタルミニラボ
MMK(マルチメディアキオスク端末)
モバイルプリント
インターネットプリント

2. プリンタ

(1) インクジェットプリンタ
カラーレーザープリンタ
LEDプリンタ
ソリッドインクプリンタ
大判プリンタ
昇華型プリンタ
溶融型プリンタ
TA方式プリンタ
銀塩方式プリンタ

(2) その他のカラー出力機
パーソナル複合機
フルカラーデジタル複合機
オンデマンドプリンティングシステム

3. サプライ品

(1) 専用紙(各プリンタ方式別)
(2) インク/トナー(各プリンタ方式別)

−目次−
()内は掲載ページ
I. 総括編(1)

1. 全体総括(3)

2. 全体市場規模推移と予測(5)
1)全体市場(6)
2)プリンタ市場(7)
3)サプライ市場(15)
4)プリンタ方式別市場(21)
5)品目別市場規模伸長率(34)
6)対応用紙サイズ別市場(36)

3. 品目別メーカーシェア(38)

4. 導入分野別市場規模(44)

5. 品目別現状の問題点と今後の方向性(52)

II. デジタルフォトプリント編(57)

1. 総括(59)

2. プリントスタイル別(61)
1)ホームプリント(61)
2)モバイルプリント(66)
3)デジタルミニラボ(72)
4)インターネットプリント(84)
5)MMK(マルチメディアキオスク端末)(93)

III. 個別企業編(99)

1. 主要参入企業のカラープリンタ事業規模(101)

2. 主要参入企業の販売状況と事業展開(103)

3. 企業別動向(108)
l)セイコーエプソン(108)
2)キヤノン(111)
3)リコー(114)
4)富士ゼロックス(117)
5)日本ヒューレット・パッカード(120)
6)富士写真フイルム(123)
7)カシオ計算機(126)
8)ソニー(129)
9)シャープ(132)
10)オリンパス光学工業(135)

IV. 個別品目編(139)

A. プリンタ(141)
1. インクジェットプリンタ(143)

2. カラーページプリンタ(149)
  a. カラーレーザープリンタ(151)
  b. LEDプリンタ(157)
  c. ソリッドインクプリンタ(161)

3. 昇華型プリンタ(165)

4. 溶融型プリンタ(170)

5. TA方式プリンタ(175)

6. 銀塩方式プリンタ(180)

7. 大判プリンタ(185)
a. GA分野(187)
b. CAD分野(190)

8. パーソナル複合機(194)

9. デジタル複合機(200)

10. オンデマンド
    プリンティングシステム(206)
B. サプライ(211)
1. インクジェットプリンタ用サプライ(213)

2. カラーレーザープリンタ用サプライ(215)

3. LEDプリンタ用サプライ(217)

4. ソリッドインクプリンタ用サプライ(218)

5. 昇華型プリンタ用サプライ(219)

6. 溶融型プリンタ用サプライ(220)

7. TA方式プリンタ用サプライ(222)

8. 銀塩方式プリンタ用サプライ(223)

9. 大判プリンタ用サプライ(224)

10. パーソナル複合機用サプライ(226)

11. デジタル投合機用サプライ(228)

12. オンデマンド
    プリンティングシステム用サプライ(229)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2002 デジタルプリンティングビジネス調査要覧

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2002年01月22日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
230ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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