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『先端医療機器とキーデバイス市場の現状と将来展望』まとまる(2011/1/14発表 第11002号)

医療機器とキーデバイスの世界市場を調査

2015年市場予測
医療機器
X線CT:2009年比31%増の4,863億円
内視鏡:2009年比11%増の1,787億円
キーデバイス
医療用半導体:2009年比73%増の4,221億円

 マーケティング&コンサルテーションの株式会社富士キメラ総研(本社:東京都中央区日本橋小伝馬町2−5 TEL:03-3664-5839 社長:田中 一志)は、多岐にわたる医療機器の中からエレクトロニクス技術革新の著しい画像診断装置や内視鏡/患者モニター機器、分析装置など、それらに搭載されるキーデバイスの世界市場を調査した。その結果を報告書「先端医療機器とキーデバイス市場の現状と将来展望」にまとめた。

 この報告書では、主要な医療機器としてX線CTやMRI、X線診断装置などの画像診断装置、内視鏡や心電計、脳波計などの内視鏡/患者モニター機器他、生化学自動分析装置(自動化学分析装置)や免疫学的検査装置(化学発光免疫測定装置)などの分析装置(検体検査装置)の合計20品目と、医療機器のキーデバイス14品目の市場を分析した。

調査結果の概要
1. 主要医療機器20品目の世界市場
 2010年の画像診断装置、内視鏡/患者モニター機器他、分析装置の計20品目の世界市場は3兆2,396億円と見込まれる。日本市場の伸びを牽引したのは画像診断装置である。2010年の診療報酬改定でデジタル撮影料が加算されたことから買い替えが進んだ。2011年も同様に市場は拡大すると予測される。尚、その後は緩やかな成長になると見られる。
 海外では中国や東南アジア、ブラジルなどの新興国では新規需要が旺盛であり、様々な機器に対するニーズがある。今後もこれら新興国が市場の牽引役になることは間違いない。欧米では、日本と同様に普及が概ね完了しているが、デジタル化や自動化の進展で買い替え需要が堅調である。
 2010年見込2009年比2015年予測2009年比
画像診断装置2兆5,200億円102.9%2兆9,908億円122.1%
内視鏡/患者モニター機器他4,718億円98.3%5,488億円114.3%
分析装置2,478億円102.7%2,956億円122.6%
合計3兆2,396億円102.2%3兆8,351億円120.9%
億円単位で四捨五入しているため合計と合わない年があります。
医療画像診断装置
 医療画像診断装置は、日本をはじめ先進諸国で普及率が高いが、大多数の医療施設が導入しているのは普及機クラスと見られる。買い替え需要が中心ではあるものの、ハイエンド機への更新で世界市場は緩やかな拡大が予測される。また、新興国において安価な一般X線検査装置(アナログ撮影)への需要が高まっており、この伸びが市場拡大に寄与すると見られる。
 2010年見込2009年比2015年予測2009年比
X線CT 4,002億円 107.8% 4,863億円 131.0%
 2010年の世界市場は、前年比7.8%増の4,002億円と見込まれる。日本では2010年の診療報酬改定で16スライス以上のマルチスライス撮影が加点されたため、16スライス以上の撮影が可能な機種への買い替え需要が高まっている。海外では、欧州がユーロショックを引きずっているが、アジアで需要が拡大している。
 日本は16スライス以上の撮影が可能な機種への買い替え需要が今後2〜3年期待されるが、買い替えサイクルも長期化しておりその後市場は横ばいと予測される。海外ではアジアでの需要が期待される他、北米で予防医療を重視する政策から市場が活発になる可能性がある。
内視鏡/患者モニター機器他
 内視鏡は、新興国向けの新規需要が期待されることから販売増が期待できる。一方で、現地メーカーの安価な製品が増加している。
 心電計は新興国を中心に需要増が期待できるが、中国メーカー等が安価な製品を投入してきていることから世界市場は縮小すると予測される。パルスオキシメーターは日本市場、世界市場とも簡易型ポータブルタイプが市場を牽引すると予測される。
 AED(自動体外式除細動器)は日本市場では買い替え需要が中心であるが、世界市場では新興国の需要に支えられ堅調に伸びると予測される。
 2010年見込2009年比2015年予測2009年比
内視鏡 1,670億円 103.7% 1,787億円 110.9%
 2010年の世界市場は、前年比3.7%増の1,670億円と見込まれる。日本は2010年の診療報酬改定で大腸内視鏡手術の一部がプラス改定となったため需要が拡大した。また、海外では中国、東南アジア等で需要が著しく伸び、欧米で不況からの回復が見られた。
 今後日本は、単価の下落が進んでいることやカプセル内視鏡の登場などにより伸びは期待できない。しかし、それを上回る中国、東南アジア等新興国の新規需要が期待されることから市場は拡大すると予測される。但し、現地メーカーの参入やそれらのメーカーが投入するローエンド機種が増加しており、大手メーカーが投入している機種の価格下落を誘発している。そのため市場は数量ベースでは前年比3〜4%増となるが、金額ベースでは同1〜2%程度の増加に留まると予測される。
分析装置
 欧米や日本では普及率が高く、飽和状態となっているため買い替え需要が中心である。今後は中国をはじめ、ブラジルやロシア、東南アジアで新規需要が期待される。ローエンド機種への需要が高いが、中国など一部の地域では大病院向けハイエンド機種への需要もある。
 2010年見込2009年比2015年予測2009年比
免疫学的検査装置
(化学発光免疫測定装置)
509億円 103.9% 640億円 130.6%
 2010年の世界市場は、前年比3.9%増の509億円と見込まれる。先進諸国では普及が一巡しており買い替え需要が中心となるが、新興国では中国を中心に新規需要の増加が続いている。
内容の詳細につきましては『先端医療機器とキーデバイス市場の現状と将来展望』をご覧ください。
報道関係のお問い合わせは
富士キメラ総研広報担当 Tel. 03-3664-5697(窓口:富士経済グループ広報部)

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